量子論の考え方に重ね合わせと状態の共存の二種がありますが、対象により考えやすい方を使えばよいと思います。
量子の重ね合わせは手で掴んだり目で見ることのできるものではありませんが、以下は実際に見ること経験することのできる重ね合わせです。いくらか量子の重ね合わせのイメージが浮かんでくるかと思います。
光と色の重ね合わせ
光の場合が重ね合わせ状態。離せば元の状態に戻ります。色の場合は混合状態です。元の状態には戻りません。
影の色
紙管に向けて、赤・青・緑の3色の光を同時に照らすと、赤紫(マゼンダ)・うす青(シアン)・黄の3色の影ができ、影の周りは赤・青・緑が重なった白色になることがわかります。光が全く届かない部分は黒色になります。
(ワオ!科学実験ナビより)
感覚と概念の重ね合わせ
感覚(直観)
概念(名前)
あか オレンジ きいろ あお みずいろみどり きみどり むらさき しろ くろ
あか オレンジ きいろ あお みずいろみどり きみどり むらさき しろ くろ
重ね合わせ
*概念のない直観は盲目であり、直観のない概念は空虚である。 カントの名言
動きと静止の重ね合わせ
動きと静止の重ね合わせ
時間とは、出来事や変化を認識するための基礎的な概念である。芸術、哲学、自然科学、心理学などで重要なテーマとして扱われることもあり、分野ごとに定義が異なる。(wiki)
ルビンの砂時計
砂時計は、現在というものが未来と過去の間にあることを象徴しています。くびれた部分(現在)を見つめる。すると時間というのは上(未来)から流れてきて下(過去)へと流れてゆく流れ、と感じられるようになります。
(wiki)