二つに見えて、世界はひとつ

イメージ画像を織りまぜた哲学や宗教の要約をやっています。

無限への道

2022-08-26 21:07:00 | 哲学
infinity 無限

1.無限であること、無限性
2.無限の宇宙[時間・空間]
3.〔数えられない〕無限の[膨大な]数量
4.《数学》無限大
 •任意のどの数よりも大きな数で、∞で表される。
5.《数学》〔幾何学の〕無限遠
•ユークリッド平面上の平行線が交わる、仮想的な概念。
6.〔レンズの焦点距離の〕無限遠
•レンズの焦点を無限遠記号(∞)に合わせたときにピントが合う距離の範囲。

下図は半分を半分にしていくときにあらわれる無限小のイメージですが左図は常識的分け方、これでは無限小に入れません。右の図のほうが量子論的分け方で実際の無限小に近いイメージです。

実際に身近に見ることのできる無限小。下図は鏡と鏡を合わせた時にあらわれる無限です。

これも無限小のイメージ。京都の伏見稲荷大社。そこには三種の神器すなわち剣、鏡、玉がおさめられています。

「無限小」という名の奥の院の中に居るのはいったい誰なのでしょうか。


無限小ではないですが、それに近い万華鏡による無限のイメージ。







万華鏡の中に入ることもできます。



「三河工芸ガラス美術館」





二種の分け方

2022-08-26 09:22:00 | 哲学
0と1の間にあるもの 
  

0と1の間にあるもの、たとえば0.5あるいは1/2や50%などがありますが、これらは存在するものではなく関係なのです。

関係とは
二つ以上の物事が互いにかかわり合うこと。また、そのかかわり合い。(デジタル大辞泉「関係」)

二種の分け方

関係には色々種類がありますが、ここでは半分について。
下図はリンゴを半分にするときのごく常識的な分け方です。一つのリンゴを二つに分けたから1/2です。

下図は量子論的分け方。一つのリンゴを二つに分けたからやはり1/2です。うまい表現方法がないのですが「分けずに分ける」という分け方です。
同じようなものに細胞分裂があります。

物質では水銀がこの分け方です。

シュレーディンガーの猫。生かす分け方と殺す分け方があります。左が生かす分け方で右が殺す分け方です。普段なにげなく使っている右の分け方は生命のあるものに使うと殺すことになってしまいます。


自然は量子論的分け方を選んでいるようです。