10/08(土) 映画館のポイントが貯まったので、無料で映画「この胸いっぱいの愛を」を見に行った。ストーリーは、
「舞台は2006年。携帯電話を片手に、急ぎ足の男がいる。彼の名は鈴谷比呂志・30歳(伊藤英明)。百貨店のお弁当フェア担当である彼は、出張で小学生時代を過ごした北九州・門司を訪れる。久しぶりに味わう門司の空気。海も街も、そして比呂志が幼い日を祖母と過ごした旅館も、まったく変わったところがない。しばし郷愁に浸る彼の前に、ひとりの少年が行き過ぎる。その瞬間、言葉を失う比呂志。その少年は20年前の自分“ヒロ”(富岡涼)だった。「俺かよ!?」比呂志は動揺を隠せない。
新聞の日付を確認するために喫茶店に入った比呂志は、以前出会った若いヤクザの男(勝地涼)と再び出会う。そこでふたりは、間違いなく自分たちが1986年にタイムスリップしていることを確認する。途方に暮れる比呂志だったが、咄嗟にあることを思い出す。「今日は、婆ちゃんの誕生日だ!」小学生時代を過ごした旅館の台所を一目散にめざす比呂志。そこで彼は、ボヤになりかけの火を消し止める。見知らぬ来客に唖然とする旅館の人々。20年前・1986年の祖母の誕生日にケーキを焼こうとして火事を起こしてしまったことを思い出した比呂志は、その火を未然に消し止めることに成功したのだ。この出来事をきっかけに、比呂志はヒロと同じ部屋に暮らし、旅館に住み込みで働くことになる。なぜか自分の気持ちをよく知っている突然の来客に戸惑いを隠せないヒロ。「おまえ、なんかムカつくんだよ」「それはこっちのセリフだよ」。20年前の自分と現在の自分の不思議な同居生活がはじまった。
比呂志が旅館の仕事に励んでいるある日、彼はひとりの女性と再会する。それは、ずっと比呂志の胸に住み続けていた憧れの女性“和美姉ちゃん”(ミムラ)だった。東京からやってきて友達ができず、ひとりぼっちの淋しい日々を過ごしていたヒロにとって、近所のお蕎麦屋さんのひとり娘・和美は、唯一の友達だった。音大を卒業して半年後に門司に帰ってきた和美は、ヒロの将棋友達であり、ヒロにヴァイオリンを教えてくれる優しいお姉さんだった。しかし、和美は難病にかかっており、手術を拒否してこの世を去ってしまう。大好きな和美姉ちゃんを救えなかったことが、ずっと心にひっかかっていた比呂志。まだ、その事実を知る由もないヒロを前に、彼の胸には複雑な思いがこみ上げる。大人になった比呂志は、幼い頃の叶わなかった願い-大好きな和美姉ちゃんを救うことができるのか-。」
人生の中で一番後悔している時代(20年前)にタイムスリップした。しかしそれは羽田から門司への飛行機墜落事故に遭い、行方不明になった4人がさまよっている幻だった。4人はそれぞれ胸の中にずっとひっかかっていた後悔を解決していく。もし、人生でひとつだけやり直すことができるなら・・・とても考えさせられるいい映画だった。
10/09(日) 238 pv 130 ip -位(349258 BLOG中)
「舞台は2006年。携帯電話を片手に、急ぎ足の男がいる。彼の名は鈴谷比呂志・30歳(伊藤英明)。百貨店のお弁当フェア担当である彼は、出張で小学生時代を過ごした北九州・門司を訪れる。久しぶりに味わう門司の空気。海も街も、そして比呂志が幼い日を祖母と過ごした旅館も、まったく変わったところがない。しばし郷愁に浸る彼の前に、ひとりの少年が行き過ぎる。その瞬間、言葉を失う比呂志。その少年は20年前の自分“ヒロ”(富岡涼)だった。「俺かよ!?」比呂志は動揺を隠せない。
新聞の日付を確認するために喫茶店に入った比呂志は、以前出会った若いヤクザの男(勝地涼)と再び出会う。そこでふたりは、間違いなく自分たちが1986年にタイムスリップしていることを確認する。途方に暮れる比呂志だったが、咄嗟にあることを思い出す。「今日は、婆ちゃんの誕生日だ!」小学生時代を過ごした旅館の台所を一目散にめざす比呂志。そこで彼は、ボヤになりかけの火を消し止める。見知らぬ来客に唖然とする旅館の人々。20年前・1986年の祖母の誕生日にケーキを焼こうとして火事を起こしてしまったことを思い出した比呂志は、その火を未然に消し止めることに成功したのだ。この出来事をきっかけに、比呂志はヒロと同じ部屋に暮らし、旅館に住み込みで働くことになる。なぜか自分の気持ちをよく知っている突然の来客に戸惑いを隠せないヒロ。「おまえ、なんかムカつくんだよ」「それはこっちのセリフだよ」。20年前の自分と現在の自分の不思議な同居生活がはじまった。
比呂志が旅館の仕事に励んでいるある日、彼はひとりの女性と再会する。それは、ずっと比呂志の胸に住み続けていた憧れの女性“和美姉ちゃん”(ミムラ)だった。東京からやってきて友達ができず、ひとりぼっちの淋しい日々を過ごしていたヒロにとって、近所のお蕎麦屋さんのひとり娘・和美は、唯一の友達だった。音大を卒業して半年後に門司に帰ってきた和美は、ヒロの将棋友達であり、ヒロにヴァイオリンを教えてくれる優しいお姉さんだった。しかし、和美は難病にかかっており、手術を拒否してこの世を去ってしまう。大好きな和美姉ちゃんを救えなかったことが、ずっと心にひっかかっていた比呂志。まだ、その事実を知る由もないヒロを前に、彼の胸には複雑な思いがこみ上げる。大人になった比呂志は、幼い頃の叶わなかった願い-大好きな和美姉ちゃんを救うことができるのか-。」
人生の中で一番後悔している時代(20年前)にタイムスリップした。しかしそれは羽田から門司への飛行機墜落事故に遭い、行方不明になった4人がさまよっている幻だった。4人はそれぞれ胸の中にずっとひっかかっていた後悔を解決していく。もし、人生でひとつだけやり直すことができるなら・・・とても考えさせられるいい映画だった。
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