今日はこの一冊を紹介します。
山に生き,山に逝った大島亮吉の生涯と、同時代に活躍した学生登山家たちの青春群像を描いた貴重な一書です。
大正時代初期,大島亮吉は創立間もない慶應大学山岳部に加わります。
まさに日本の近代登山の黎明期です。
当然のことながら現代のような交通機関は整備されておらず,歩くのは山の中だけではありません。
現在のわれわれが行う登山とは違い,登山口までのアクセスも登山の一部ということです。
そしてテントなどの装備もなく,穂高での宿は岩室。
それでも冬季の穂高を目指す若者たちの元気に圧倒されます。
そうした中,彼の最期は突然訪れ,物語もそこで終止符が打たれます。
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