見出し画像

Blog☆HiloⅡ

焼 岳(2443m) その2

前回の続きです。
焼岳北峰に到着しました。ここからは360度のパノラマを楽しむことが出来ます。
槍ヶ岳から穂高,新穂高の街並みからロープウェーの山頂駅,西穂山荘,槍ヶ岳,穂高,そして眼下には上高地までが見えています。
この写真では,右下に赤い屋根の帝国ホテルが小さく見えているのがわかるかな。

その東側の大きな山塊には霞沢岳がどっしりと構えています。
さらに,南から西にかけては乗鞍岳が見えていますが,残念ながらうすい靄がかかっていました。
北西を向けば,綺麗な傘の形をした笠が岳が見えます。

右端には槍ヶ岳も見えていますね。
山頂では素晴らしいパノラマを眺めながらのランチタイムを楽しむことが出来ました。
最高の贅沢です。45分ほど山頂でのんびりして帰路は上高地を目指します。
遥か彼方に小さく見える青い屋根の焼岳小屋向かって下りるのですが,この道が急斜面のうえ岩がごろごろしてとても歩きにくい。

予想以上に時間を要しました。
途中の中尾峠の先には小高い丘があって,ここから振り返ると今下りてきた山頂が聳え立っているのがよく見えました。

丘を下りて樹林帯を回り込んだ窪地に焼岳小屋がありました。
平屋建ての小さな可愛い小屋は,登山者を受け入れる前ののんびりした時間が流れていました。

小屋の前のベンチをお借りして5分ほど休憩。
小屋を出てしばらくは右手に焼岳を望みながらの下山となります。
やがて樹林帯に入ると切り立った崖に架かる鉄梯子や網の架け橋などがあってスリル満点です。

しかし,この先登山口までがかなり長く感じられました。
大正池旅館の屋根がずっと見えているのだけど,なかなかたどり着きません。
結局,焼岳小屋から登山口まで1時間35分かかりました。

ここからは舗装路を歩きます。
梓川が見えてくると観光客の姿が見えてくるようになって,登山口から約20分ほどで上高地帝国ホテルに到着しました。
焼岳に登るなら,ピストンではなく是非この周遊コースをお勧めします。
下山路が少し長いけど,見どころが沢山ありますよ。
お天気に恵まれて素晴らしい景色を堪能することで来ました。

おまけ
中の湯温泉旅館の露天風呂です。

雪が降っている頃もいいだろうなあ。

コメント一覧

Hilo
http://blog.goo.ne.jp/je1ttr2002
マハロパパ さん
いやいや,ボクは「海千山千」かもしれません(笑)
今日は横浜まで行ったのですが,マリーナには行くことが出来ませんでした。
マハロパパ
http://mahalo415.blog22.fc2.com
「海千山千」なんて言葉があって、
ヨットも登山もやる人には、用心しなくては!
と思ったりしますが、(笑)
孔子の言葉に
「知者楽水 仁者楽山(賢い人は水を好む、やさしい人は山を好む)」なんていうのがあって
やはりヨットも登山もやる人は素晴らしい人なんすね!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「山」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事