1月29日に金時山に登った時のお話です。
登山口の駐車場に朝7時半に着いたのだけど,すでに無料駐車場は満車だったので,道路の向かい側にある有料駐車場に向かいました。
ここにも10台ほどが止まっていました。
駐車場から国道に出て稜線を見上げると雲一つない青空が広がっていました。
この山は周遊できるので,往路は乙女峠から山頂へ向かうコースをとりました。
10分ほど国道を御殿場方向に戻ると登山口のお地蔵さんが見えてきます。
深い木立の中を登り,しばらくすると登山道に雪が現れました。
一昨日降った雪のようですがアイゼンを付けるほどではありません。
登山口から50分ほどで乙女峠の展望台に着きました。
この位置から見える富士山は均整がとれた優しい姿だと思いませんか。
ふくよかな山肌にまったりと雪が付いている感じがボクは好きです。
ここから20分ほどで長尾山山頂ですが,山頂には標識があるだけで景色を楽しむことはできません。
ここは素通りして尾根道を金時山に向かいます。
登山道は雪道となり,すれ違う登山者はアイゼンを付けている人が多いのですが,土の出ているところもあるのでそのまま進みます。
左手後方を振り返ると富士山に連なるように北岳,甲斐駒ヶ岳が見えています。
ところがその富士山に雲がかかってきました。
海上から発生した雲が移動してきているようです。
金時山まであと30分ほど。
山頂からの富士山が見たい。
しかし,残念ながらボクの足よりも雲の動きの方が早く,山頂に着いたときには大きな雲に覆われていました。
この後方に見えるはずなんですが。
おまけに日差しも陰って風が出てきました。
岩陰で風を避けながらのランチタイム。
芦ノ湖,大涌谷も上空はどんよりとしてきました。
寒いだけなので早々に下山としました。
金時神社に下りるコースは南斜面になるのでいつも登山道がぐちゃぐちゃになるのですが,今日は日差しがなく気温も低いので足元は楽でした。
ただし,雪の付いているところはツルツルでしたけど。
金時神社です。
登山口まで下りてきたら,駐車場に併設されたトイレが新しくなっていることに気が付きました。
駐車場は無料だけど10台ほどしか止められません。
ボクたちは国道を渡ったところにある一日800円の有料駐車場を利用しました。
こちらは砂利引きです(三枚目の写真)。
なんだか釈然としませんね。
車に戻って時計を見ればちょうど12時。
半日の楽しいハイキングでした。
山頂で富士山を見ることはできませんでしたが,乙女峠から綺麗な姿を見ることができたので良しとしましょう。
いつもなら仙石原の温泉で汗を流すのですが今日は早めに帰ります。
東名自動車道の中井SAで伊勢原産のミカンをお土産に買いました。
毎年買うけど,ここのミカンは安くて美味しいですよ。