ブックカバーの折り返しには以下の記載があります。
「2023年中に人口世界一位に躍り出て,経済,軍事でも米中に次ぐ大国として存在感を増すインド。今まさに世界各地で覇権の嵐を繰り広げる二大経済圏構想のキープレーヤーであるインドは,独自の倫理で何を考え,どこへ向かうのか。」
まさに,世界を変える勢いを感じさせるインドです。
すでに人口が14億人を超え中国を抜いて人口世界第1位にとなりました。
軍事費では世界第3位,2047年には建国100年を迎えるインド。
ウクライナ侵略をめぐる国連安保理ではロシア非難決議案採決を棄権して,各国が経済制裁を行う中でもロシアから石油を買い続けるインド。
それでも風当たりが強くなるどころか堂々と独自の立場を貫いています。
さらに,中国主導のAIIBには当初から加盟しているにもかかわらず,安全保障上はクアッドの枠組みにある。
つかみどころのないインドであり,識字率が未だに74%という国ではあるけど,強いパワーも感じます。
日本もアメリカの陰に隠れている現状からの脱出を考える時期なのではないだろうか。
本書を読み,そんなことまで考えさせられました。
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