こないだ(2023年12月7日)、金沢に行ったのである。近江市場近くの「加登長総本店」で京風のたぬきうどん(揚げにあんかけ)を堪能し、近江市場をちょろっと見て、尾山神社に徒歩で向かいました。
バスの通る大通りからも見えるので、滞在中(3泊4日の旅)のどこかで行ってみようと思っていました。
尾山神社は「国指定重要文化財」となっています。
変わった形の神門だなと思ったら、説明がありました。
尾山神社神門「加賀藩祖前田利家を祀る神社として明治六年(1873年)に創建され、神門はその正面として明治八年(1875年)に建築されました。当時、前例のない和漢洋折衷のこの神門は、強いて伝統を踏襲せず、堅固をめざしたといわれます」とあります。(途中略)なんと屋根の避雷針は、現存する日本最古のものとされています。
平日なので参拝客は多くないのですが、極力人が写りこまないように配慮しています。
カエルいます。
カラスいます。実際は、この10倍くらいいます。刺激しないように、ゆっくり歩きます。
庭園も散策可能です。
兼六園の徽軫灯篭(ことじとうろう)は2本脚で超有名ですが、こちらは通常の3本脚です。上部が大きくどっしりしている作りで、こちらもなかなかいいと思うのです。(個人の感想です)
神社の裏に行くと、金沢城の裏(というのか)から入ることができます。金沢城公園は入場無料なので、ここを突っ切れば兼六園や21世紀美術館方面に徒歩で抜けられます。しかし、だいぶ距離はあるので金沢周遊パスがあれば、バス利用が便利です。(1日乗り降り自由だからな)
武者が大きな荷物を背負っている銅像があります。
これは母衣(ほろ)というそうです。ほろといえば幌馬車を思い浮かべますが、これは戦の時流れ矢を防ぐために、鎧の背にかけた布のことをいいます。その後、時代の推移により風に膨らんだ形を示すため、竹串・鯨の骨類・ひげ等を骨組みに入れるようになり、これを母衣と呼びました。戦国時代、騎馬武者はこれを背に戦場を駆け巡り連絡の役を務めました。(中略)戦闘となれば、諸隊のガイド的役割もあり、敵にとって目に付きやすく大変危険でもありました。たしかに、大きな母衣を背負っていると、目立つよなあ。目立つというデメリットより、流れ矢に当たる確率を下げるための方が良かったのだろう。戦国時代のドラマでも、こういう母衣を背負っているシーンは見たことがないので、知らんかった。
尾山神社 石川県金沢市尾山町11-1 入場無料 バス停は「南町・尾山神社」が便利
参拝者無料駐車場あり
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