コメットのHFJ-350Mという超短縮アンテナを用いて『3.5MHz帯』のFT8を運用してみた。
【写真:こんなので、果たして電波が飛ぶのか・・・?】
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◆3.5MHzは、ほとんどコイルであるが・・・。
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3.5MHz運用時『ロッドアンテナ部は910mmにせよ』と、
取説に書いてあり『とりあえず、その通り』に寸法を合わせた。
組み立ててみたら『これって、ほとんどコイルやなぁ』という外観である。
実際に運用してみたら・・・。
ざっと1時間半ちょいで、これだけの局と交信できた。
時刻の表示はUTC(世界標準時)で、
日本時間に直すと20時41分から22時27分。
欲張って『1DAY-AJDできそう!』な感じだったが、
国内バンドは、22時から『おやすみなさいタイム』が始まり、
徐々に運用局が『CL(クローズ:閉局)』される。
まぁ、1DAY-AJDは、次の休日にでもチャレンジしてみよう。
まだ入手していないのだが、
3.5MHz用コイルに、1.8MHz用コイルを足すと160mBにも出られる。
実勢価格は3,000円~4,000円ほどなので、
オプションコイルを買い足して、
この冬は『トップバンドFT8』にもチャレンジしてみようと思う。
このテのアンテナのキモは・・・。
ズバリ(そんな大げさなもんじゃないが)RF-GNDだ。
我が家のアンテナは、モービルホイップが主流である。
7MHzや18MHzは第一電波のCLシリーズ。
ヨドコウの鋼鈑製、物置小屋2棟の屋根にアルミ板を敷き詰め、
7MHzのFT8(国内向け)だと0.1W~1WのQRPでも1DAY-AJDが何度もできた。
IC-705と短縮ホイップで『ここまでやるか』というくらいQRPで遊んでいる。
波長が長い40mBや80mBを運用するとなれば、
モービルでの移動運用でも『しっかりしたRF-GND』が必須だ。
給電部のGND側に共締めする『アースマット』では少し役不足。
やはり、可能であれば車のボディにタップビスなどでボンディングするなど、
しっかりしたアース処理が必須だろう。
アースマット1枚程度では、たいていがGND不足になっている。
このテのANTは、ロッドアンテナで長さ調整ができるので、
できればANTアナライザーを使って『運用周波数に同調点もってくる』のが肝要。
私の場合、3.531MHz(FT8・国内)でSWRはベタ落ち。
さらに、RIGのファイナル保護も兼ねて、
念のためにマニュアル式アンテナカップラー(チューナー)を装着している。
ここまでやれば、まずまずの結果が得られるだろう。
参考になれば、幸いだ。
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