OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●真似は、結構なんですが・・・。

2022年04月07日 | アマチュア無線<全般>

ファイバーポールに沿わせた電線アンテナでDX遊びをやっています。まぁ、どんどん真似をしてもらって『こんなのでDXできるんだ!』と、自分なりの遊び方を身につけてもらえればいいのですが・・・。

【写真:接地型・垂直系アンテナは電流分布が乱れる面もありますよ】
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◆住宅密集地の狭小住宅ゆえに、垂直系アンテナを使ってますけど。
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バリバリのDXer諸氏から見れば『うわ、ショボっ!』だと思います。

 

ま、初心者、入門者向けに『実験的試み』も兼ねて、

ファイバーポールに這わせた電線アンテナで、

果敢にもDX狙いといった『無謀』な遊びに興じています。

 

・打ち上げ角が低い(と思う・・・)

・住宅密集地の狭小住宅ゆえに、水平系が建てにくい

・庭先バーチカルアンテナでも、DXCCやっているOMさんも多い

 

私が、このアンテナを使っている主な理由は『こんなもん』です。

 

本来ならば、やっぱり水平系の平衡型アンテナを使って、

大地との影響を最小限に抑えて、

できれば、電流分布が乱れないようなアンテナを使いたいのがホンネです。

 

なので、ファイバーポールで試すなら、電流分布の乱れは覚悟してください。

 

いくら1/4波長に合わせて切った電線でも、

理論上は『大きなモービルホイップ』に見えても、

実際の運用時には『SWRが、1:2.5』くらいになることも。

 

どこで、調整を取って、どの辺で妥協しますか・・・。

 

<あくまでも机上の計算値ですが。50W出力の場合>

・SWRが1.5なら、反射電力は約4%で、進行波分48Wが飛ぶ(はず)

・SWRが2.0なら、反射電力は約11%で、進行波分44Wが飛ぶ(はず)

・SWRが3.0なら、反射電力は約25%で、進行波分37Wが飛ぶ(はず)

 

まぁ、反射電力を『どこで吸収してファイナル保護するか』。

 

いちおう、アンテナ直下で『C』を入れて、(自分で考えてくださいね)

なんとかかんとか『SWR:ベタ落ち』にはしていますが、

果たして、本当にSWRが1.0に近いのかは自分でも疑問です。

また、垂直系アンテナは電流分布も乱れやすく、

さらに、打ち上げ角も低いので『国内QSOには不向き』な場合もあります。

まぁ、周囲の干渉も加味して『7MHz帯あたりはいい感じの打ち上げ角』かな。

 

とはいえ、きちんとパスが開いているとモビホでも北米西海岸とできています。

 

案外、打ち上げ角が低いのかな・・・とか感じるのですが、

アンテナから出ていく電波を可視化できる術がないので、

結果論として『DXとQSO出来たかどうか』くらいしか検証のしようがありません。

 

それでもよければ、どんどん真似して遊んでいただければ幸いです。

 

とはいえ『やっぱり、無線機を買ったお店』と相談して、

きちんとした性能を維持したアンテナを設置されることをおススメします。

最近は、インターネットだけで情報収集する方も多いでしょう。

 

それは『すべて、自己責任でできる技量がある』のが前提と、私は考えます。

 

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