アマチュア無線は楽しいぞ・・・系の動画サイトを拝見していますと『こいつら、なんか足りない』と感じることしきりです。購入RIGの開封動画やレビュー、JARL問題、カード遅延、メーカーの生産中止、などなど。ま、どーでもいいですけれど『あんたら、運用してますのん?』『カード交換して、その後はどう活用しているの?』。私の目線では『AWARDとかやらんで、何して遊ぶん?』と感じます。彼らが見せているのは『目の前にある戦術ばかり』です。アマチュア無線に限らず『何かを続けていく』には『戦略』が必要でしょう。戦術は目に見えますが『戦略ってものは、なかなか目に見えないもの』です。
【写真:コンファームチェックに使っているエクセルで作ったQSLリスト】
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◆ハウツー動画なら、AWARD申請の仕方とかやったらいかがでしょうか?。
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とか言っても、AWARDの申請の仕方すら知らない局が『多すぎ』です。
結局、自動的にログマッチングが取れたらカウントされる、
LoTWやeQSL、QRZ.comがせいぜいでしょう。
あるいは、それすら『やっていない局』も多すぎ。
JARLのアワード担当さんに聞けば『手書きのQSLリストは審査に苦労する』といいます。
1,QSL(Cfm)が入ったら、ログにチェックを入れ
2,CFmできた局を、エクセルにもコールサインをコピペ
3,入力順ではなく、アワード条件に見合った並べ替え(ソート)処理
4,重複がないか、エクセルで『重複のチェック』を行う
5,重複があれば『有効データ』のみ残して、重複分は『行ごと削除』
ここまでできたら、JARLのAWARDサイトから『電子申請』で『エクセルデータ』を『添付』して送付
たかが『これだけ』を『やっている、動画住民がいない』のです。
エクセルの使い方がわからなかったら、
近所のパソコン教室で教えてもらうとか、方法は自分で見つけた方がいいと思います。
何が足りないって『アマチュア無線を続けていく「戦略がない」』のです。
1,戦術の失敗は、戦略でカバーできるが
2,戦略の失敗は、戦術ではカバーできない
つまり、戦略がないハウツー動画の人たちは『無線を続けられるのはカネ次第』なわけです。
YAESUにパーツ供給が止まり『生産、受注が中止』というのも話題ですが、
こんなものは『ICOMの株価情報』などを見たら、
JAIAの連合体が、YAESUへのパーツ供給の『蛇口を閉めた』のが手に取るようにわかります。
1,ICOMの売上は『昨対でー1%』なのに対し
2,同社の最終利益が『昨対でー42%』なのを見たら
3,新製品開発にカネがかかり過ぎたか、YAESUに対抗するため値引きして利益を減らした
4,アマチュア以外の部門も、伸び悩み
5,どうあれ、売上減が『ー1%』で収まっているのに、最終利益が『ー42%』ってどういうこと?
かつて、1株4,000円台を付けていたICOM株価。
それが、3,800円/1株に落ち、今や2,600円台に下落しています。
投資家も、ざっくり平均で『▲120,000円/100株』の損が発生しています。
もう損切時期で売り飛ばすか・・・と、思案しています。
動画配信者には・・・
大人の視点で『アマチュア無線業界を語っていただきたい』と、私は感じます。
YAESUのデザインが好きだの、ICOMの使い勝手がいいだの、
ああだの、こうだのの『能書き』は『もう、どうでもいい』のです。
製造業たるや、材料が入ってこないからには『売るものがない』わけです。
売るものがないから『壊れやすい、安い部品』を使わざるを得ない。
故障したら『減益分を修理代つりあげて補填している』と思われても仕方がないでしょう。
その兆候が『JAIA脱退時』に見え隠れしたため、YAESU機を全部処分し、
私は、ICOMに買い直しをした経緯がありました。
ホビーとて、続けていくには修理も含めて『メーカーの供給は不可欠』です。
YAESUも、JVCの関連会社に入って『JAIA』に復帰したら・・・?、と、私は思っています。
バーテックススタンダードが『上場廃止』して久しく、
そのタイミングで、JVCに頭を下げて、妥協するところは妥協して、
嫌かも知れませんが、ICOMの顔も立てて『共存共栄を図るべきだ』とか、
なんで、動画配信者が言わないのか、それとも『気づいていない』のか。
そんなんやから、あかんのですわ・・・ホンマ。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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