2015/11/24 三重県いなべ市で紅葉の聖宝寺と猪名部神社を訪ねる。
JR名古屋駅の金時計前に8時30分集合した、メンバーは総勢6名でいなべ市の見学です。
予定コースは近鉄名古屋駅から富田駅、三岐鉄道三岐線、西藤原駅から『鳴谷神社』『聖宝寺』見学後、西藤原駅に戻り、三岐鉄道の北勢中央公園口で下車し徒歩で『猪名部神社』見学後、三岐鉄道北勢線の東員駅に行き、電車で西桑名駅へ200m歩いて近鉄桑名駅より名古屋駅え帰ってくる計画です。
近鉄電車に乗るのは久しぶりで要領解らす富田駅へ、ホームを変えて渡れば電車に乗れる、しかし駅員に尋ねたら一回外に出て切符を買って乗ってほしいと言われ・・・言われるままに。三岐鉄道は経営が違うのかな。電車はワンマン電車で約50分の乗車にて西藤原駅に着いた。駅にはSL102がいた、またミニSLの線路及び転車台が目に入りテンションが上がりました。日曜日にはミニSLの運行がある。駅前を約1km歩くと地元のおばちゃん達10名で豚汁、ぜんざい、直産物等のテント販売でいも焼きを食べてお寺に向かった。
・三岐線の車両 ・西藤原駅、SLとミニSLの転写台
✿鳴谷神社(なるたにじんじゃ)
平安時代に伝教大師が聖宝寺観音堂を開かれた際に、猿が建立を手伝ったという逸話が残っている。
・鳥居 ・拝殿と駒猿
・拝殿
今年は11月21日から27日までもみじ祭りで聖宝寺の駐車場が使えず、約300段の階段を上ります。
✿鳴谷山聖宝寺(めいこくさんしょうぼうじ)
本尊に十一面千手観世音菩薩を安置する禅寺で、平安初期、大同二年(806)に天台宗の開祖澄和上(ちょうわじょう)により開かれた寺。ここも織田信長の『員弁攻略』の軍勢に焼き討ちされた。万治元年(1658)桑名で座禅会を開いていた大園宝鑑愚堂禅師(だいえんほうかんぐどうぜんじ)にて開山、再興し現在に至る。
・入口の階段 ・石標 ・参道 ・本堂
・回遊式日本庭園と鏡池の弁天堂
・玉広稲荷 ・鐘楼
・鳴谷の滝で最近になって『滝行の場』であったと思われる石段が現れた。
再び西藤原駅に戻り、電車に乗って北勢中央公園口へ、ここから真っ直ぐ北へ、員弁川に架かる大社橋近くに鳥居が有り、更に真っ直ぐ進むこと約1,7kmで猪名部神社に着いた。
・近鉄富田行の車両
✿猪名部神社
延喜式内社で御祭神は猪名部の祖(建築木工の祖)伊香我色男命を主神とし、建速須佐男命、天照大御神をはじめ代々の祖神を祀る。
また、発祥は鎌倉時代で『上げ馬神事』で、馬を勢い良く駈けさせ 高い崖を駈け上がるその成否で農作物の豊凶を占う祭りです。
・大社橋前の鳥居 ・大社橋横の石標 ・神社入口 ・御本殿
・上げ馬神事の場所と後方は神楽殿
神社の中央に高塚古墳はあり、登ることは出来なかったが中央に高塚大神の刻印碑があり、猪名部氏のお墓です。
・古墳 ・高塚大神の碑
・北勢線東員駅のナローゲージ車両(202)に乗車したら、平日にもかかわらず一人組の『鉄ちゃん』が2人いました。この鉄道は流石に有名です。
参拝を終えて三岐鉄道北勢線、東員駅から電車で西桑名駅へ戻り、この地は三岐鉄道北勢線のレール幅がとっても狭い路線が使われ、小さな電車が走っていて、『鉄ちゃん』では有名な場所で橋の上から見る線路は北勢線(762mm)、JR関西線(1,067mm)、近鉄名古屋線(1,435mm)の3種類のレールが並ぶ貴重な光景が見られます。駅前で名物の安永餅を調達して名古屋駅へと帰路についた。
以上