2012/11/15 近江富士山麓の御上神社と湖南三山を訪ねた。(No341)
今回は、『尾張文化の会』のメンバー45名で湖南三山へ行って来ました。
平成16年(2004)に湖南市が誕生したことにより、湖南三山と称し奈良時代建てられた国宝で『善水寺』、『常楽寺』、『長寿寺』に訪れてきました。当日の道中は雨でしたが、見学の時は雨の合間で良かったです。
✿御上神社(みかみじんじゃ)
近江富士で有名な三上山(432m)の山麓で国道8号沿いにあり、祭神が三上山に降臨したのを祀ったのが始まりといわれています。
建立年代は明らかでないが、様式手法からみて鎌倉時代の建立と推定される。
祭神は天御影之神(あめのみかげのかみ)本殿(国宝)、拝殿と楼門は(国重文)です。
神社は入母屋造、漆喰壁、連子窓など仏堂的要素が融合された建築である。
参道、鳥居
楼門
神殿
拝殿
✿善水寺
桓武天皇が病気の患っている時、ここの霊水を献上したらご回復に向かったそうで、善水寺の号を賜ったそうです。
石標
本堂
庭
鐘楼
✿常楽寺
このお寺も善水寺と同じで入母屋造りの桧皮茸本堂で中には間近で仏像(二十八部衆)観られて感動です。
本堂
三重塔
✿長寿寺
五十七数年ぶりの御開帳が明日から開かれる準備をしていました。
入口の鳥居 石標
本殿
以上
2012/12/21 岐阜県八百津町の大仙寺と杉原千畝の記念館を訪ねる。
〇大仙寺(だいせんじ)臨済宗
寛正元年(1461)に如幻尼によって建立された不二庵という寺で美濃守護代の斉藤氏一族や地元の豪士吉田彦右衛門を壇越として栄えた。明応九年(1510)木曽川を、「中国のこた河」にたとえられ寺号を大仙寺と改め開山した。美濃守護土岐政房はここを土岐家祈願所とした。のち、稲葉家五代の菩提寺となり、その後尾張藩の庇護を受けた。
愚堂禅師は寛文二年ごろ大圓寶鑑国師を賜り以来正願寺、永保寺、と共に美濃三道場の一つと云われる。又、剣豪宮本武蔵は愚堂国師の下で修行したと伝えられており境内には武蔵が坐禅したとされる石が残されています。
門前の「武蔵の碑」と「坐禅石」
〇杉原千畝記念館
ここ八百津には『命のビザ』を発給した外交官で杉原千畝の記念館とモニュメントがあり、人道の丘公園と呼ばれています。
「人間愛」の心が響くように、「愛」「勇気」「心」の鐘がありました。
国道を奥に入ると新足橋(高さ200m)で停車し紅葉見物です。
ここ八百津町には武蔵が修行した五宝滝も有り他見所が一杯です。
以上