前作から比べると、妙にスッキリしちゃったかな?黒さが薄れたというか?濃さがなくなったっていうか?かなり洗練されたクロス・オーバーサウンドといえるのではないでしょうか?まあ、曲によっては黒っぽいものもあるのですが、個々の楽器のサウンドが新しくなっているんでしょうかね?とても洗練された感じに聞こえます。もともとジャズファンク系のバンドだった彼らの黒っぽくてファンキーなサウンドが、お洒落なクロスオーバーサウンドに変わっていきましたね。前作にくらべると幾分みんな押さえ目のプレイをしているように感じるのは気のせいでしょうか?でも、これはこれでかっこいいなぁ・・・・ご本家ことラリー・カールトンのギターも若干抑え目に聞こえるし・・(Spiralがやりすぎという噂もあるが・・(笑))まあ、相変わらず枯れたトーンでのカッティングと渋いギターソロは素晴らしいですね!2.I Felt The Loveもいいですねぇ。クインシー・ジョーンズのThe Dudeはこれからヒントを得たような感じさえしますね。カウベルを絡めたリズムパターンは独特なグルーブですね。4.Nite Crawlerはラリーのデビューアルバム「夜の彷徨」にも収録されてますね。アレンジはちょっと垢抜けてないのですが・・(笑)比べてみるのも面白いですね。6.Sweet 'N' Sourでのご本家のカッティング&ギターソロは聞きモノです!!なんかご本家のアルバムみたい。(笑) 全体的には試供品嬢(ジョー・サンプル)の存在感が8.It Happens Everday以外ではなんとなく薄い気がするのですが??気のせいでしょうか? でも、こりゃまた名盤だなぁ。
1.Free as the Wind
2.I Felt the Love
3.Way We Was
4.Nite Crawler
5.Feel It
6.Sweet 'N' Sour
7.River Rat
8.It Happens Everday
1.Free as the Wind
2.I Felt the Love
3.Way We Was
4.Nite Crawler
5.Feel It
6.Sweet 'N' Sour
7.River Rat
8.It Happens Everday
> 全体的には試供品嬢(ジョー・サンプル)の存在感が8.It Happens Everday以外ではなんとなく薄い気がするのですが??気のせいでしょうか?
確かに言われてみるとキーボードとしては脇役に徹している場面が多いですね。でも、サウンド的には試供品嬢(ジョー・サンプル)の同時期のソロアルバムに近いので、アレンジ面では活躍したのかもしれませんね。フルのストリングスを入れたのは彼のアイデアじゃないでしょうか。時期的に約一年後にソロアルバムのRainbow Seekerを出しているので、Joeは目立つのはソロの方でと思い始めたのかも?
この年代辺りから、クロスオーバーからフュージョンというカテゴリになったのかなぁ。
つまり、ジャンルの違う個性丸出しの格闘セッションみたいなクロスオーバーから、洗練されたバンドとして進化していくなかで、このアルバムはバンドとして確立していった結果として、主審が言うような前作よりおとなしい感じがするんだろうね。
ジョーのソロに入るところが大好きです。
多いですよねー(;^_^A
ジェリ平さんとか・・・
Rainbow Seakerへの布石ですか。なるほど!アレンジ面アルバムトータルの完成度には大きく貢献しているんでしょうね。
そうそう、何気に1.Free as the Windって、ホーンとユニゾンでシンセが入ってたりもしますよね。隠し味に試供品嬢ってなんかいい語呂ですね。(笑)
そうそう、格闘技セッション!!うまいなぁ、この表現!
ただ、残念なことにこの後ご本家も試供品嬢もソロプロジェクトに力を入れることになるんですよね?
だから、個からバンドそしてまた個へと変化していくんでしょうかね。
あ、ドタバタくんの曲でしたか!
なるほど!独特のグルーブがたまりませんね。
いい曲だと思います。
そうなんですよ。
ジェリ平はオリジナルなんですが、試供品嬢は元Room335の穴の親方の命名なんですよ。(笑)
なんかいいっしょ?(笑)
本格的に聴き始めたのは「Street Life」以降。
でもこのレビューを読んでいたら、少し遡ってみようかと。
おっと、こりゃ意外でしたねぇ。
そうでしたか、これから遡って3枚は是非聞いてみてください。
いやいや、古きよきクロスオーバーは今聞くとかえって力強くて新鮮ですよ。