◆親善試合 ドイツVS日本戦

ほぼベストメンバーのドイツ相手に親善試合とはいえ、良い形で攻撃が出来ていましたね。あれだけ決定機を作れるようになったのは進歩だと思います。ただし、エースバラックは怪我からの復帰でコンディション十分とはいえず出来はかなり悪かったんじゃないでしょうか？正直ドイツは彼のチームなのでバラックの出来がチームの出来を大きく左右してしまうと思います。

ただしそれを差し引いても、いい形で日本は攻撃が出来ていたと思います。
合宿中に色々な攻撃のオプションを追加していると思います。まだ、中田のCK/FKも隠しているようですし、小野もいないのにあれだけ攻められるのは凄いですね。カウンターでボールを奪ってから手数と時間を掛けずに３人でゴール前まで行ってゴール！！ってのは、福島のJビレッジからずっと取り組んでいた攻撃で、いままであまりできなかったので強豪相手に効果があったというのは収穫アリですね。これで、対戦相手のラインコントロールに影響がでるかは？ですが・・
本戦にも大きな期待をもたせてくれましたね。
前半我慢して後半相手のプレスが弱くなってきたところで中盤の早いパス回しやサイドを絡めた攻撃や、カウンターなどなかなか面白かったですね。サントスがあまり仕掛けなかったのも良かったかも。(笑)　その分右サイドが機能しましたものね。途中交代の駒野、大黒、玉田もなかなか良かったですね。
中田からの大黒へのスルーパスはしびれました。。プレミアのボルトンでは精彩を欠いていた中田ですがやはり彼は日本の中心選手です。先制点につながった中村のフェイントからのパスにもしびれました。もちろん確実に決めた高原も凄かった。２点目はなんだか偶然抜いちゃったように見えましたが・・・(笑)　自信を持って攻め続けて欲しいです。

セットプレーからの失点は、やはりファウルを避けることでしょう。ブルガリア戦でもにたようなところからやられてますし、、不用意なファウルをしないことですね。マークの確認ももっときっちりすべきですね。平均身長差6cmはやはりハンデですね。セットプレイ対策を期待したいです。

ただ残念なのは加地選手の怪我です。いままでずっと頑張ってきたのに、あんな危険なバックチャージは相手に対しても、加地が試合に出られるようになるまでに出られないくらいの厳しいペナルティを課すべきではないでしょうか？？
田中達也選手の怪我や、村井選手は自分でだから仕方ないにしろ、、特に当たりの激しいセリエＡなどは素晴らしい選手ほど狙われてしまうと思います。
選手生命にかかわる怪我だってあるわけですし、ファウルのペナルティについてはもっと厳しくすべきだと個人的には思います。