中央本線最速特急＠あずさ１２号乗務報告

　２０１９年３月１６日ダイヤ改正で、速達性を訴求しはじめた「特急あずさ」。上下３６本のあずさ号のうち、新宿＝松本間を最速で結んでいるのが、上りあずさ１２号。今日（１２月１３日）同列車にて、松本→新宿２２５．１ｋｍ、２時間２３分の旅を楽しんで参りましたので乗務報告いたします。

 

 

 あずさ12号＠中央本線最速特急（松本～茅野ノーカット）

 

　まずは、松本→茅野間の、ノーカット動画をご覧ください。２０１９年３月の改正で速達化の手段としてとられたのが、停車駅の削減。あずさ号は、甲府＝八王子間はすべて通過。（一部大月停車あり。お詫びして訂正します）加えて、塩尻、岡谷などの長野県内乗換駅も、多くの列車を通過扱いに。最大の驚きは、上りあずさ１２号および下りあずさ１７号の、上諏訪駅通過。１９６６年１２月に運転開始した特急あずさ号。当時の停車駅は、新宿＝甲府＝上諏訪＝松本。上諏訪を通過する「特急あずさ」は、歴代初。そこまでして時短しても、結局２時間の壁は破れず、所要時間１４３分、表定速度９４．４５ｋｍ。松本＝新宿２時間の夢は、Ｅ３５１（＋中央東線路線改良計画）無き今となっては、もう夢のまた夢。ま、のみ鉄としては、べつに早く着いてもらわなくてもかまわないんですけどね：）。２０２０年３月からは、「かいじ」と通し番号にされるそうなのですが、「富士回遊」もひきうけるということは、時短計画はもう。。。

 

　２０１９年の台風１９号。中央東線も大きな被害を受けました。数カ所の土砂崩れのなど影響で、同年１０月１５日から不通となっていた、高尾＝大月間。およそ二週間後の１０月２８日に、ようやく全列車運転再開されました。いまでもまだ被災区間では徐行運転しています。沿線には、地中にあったと思われる土管などがまだ置かれています。短期間で全線復旧につなげていただいた関係者の皆様、ほんとうにお疲れ様でした。

 

　で、ここ数年で大きな変貌を見せた新宿駅周辺。バスタ新宿やらミライナタワーやらが開業してから初めて訪問しました。数年ぶりに訪れた、新宿ヨドバシ・ホビー館の鉄道模型売り場。なんと、超リアルな新宿駅の模型が：）。地上では、南口がわからずさまよっていましたが、これをみてナルホド！。（撮影ＯＫでしたので掲載します）

 

　リアル、バスタ新宿のほぼ真上、左奥には新国立競技場が見えます。今日、お披露目のイベントがあったとか。手前の高島屋や、右下の新宿運輸区も見えています。我らがＥ３５３も、引き上げ線に待機中。さて、来年はいよいよ「ＴＯＫＹＯ２０２０」。１０３系に代わって走っているのは２３５系。新しい、未来の世界を夢見て、、信州への帰路は、いつもどおりの醸務緩行：）。

 

 

 by taniyan

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