菅生沼を考える会では、毎年の恒例行事となったタチスミレ観察会&地域交流会を令和6年5月25日の土曜日に開催しました。
例年日曜日の開催でしたが、今年は26日の日曜日に市内のイベントに重なることから、1日前倒しになりました。そのせいもあってか、参加者が例年より少し少なくなり、150人程度になりました。
当日は、会員は午前8時に菅生沼ふれあい広場に集合し、広場周辺と沼及び散策路等の草刈り、ゴミ拾いそしてコスモス畑の手入れを手分けして行いました。
その後、茨城県自然博物館職員の案内で、タチスミレ観察会を行いました。
今年も昨年と同様に、咲いている花は、わずかでした。学芸員によりますと自生しているところの水位が低く乾燥してしまうのが原因ではないかとの見解でした。沼の陸地化が大きいと思います。年々河川から流れ込む土砂が堆積し陸地化しています。考える会でも茨城県や国土交通省等への堆積物掘削などの要望活動をしていますが、なかなか進展が見えない状況ではあります。
観察会の後は、皆さんお楽しみの地域交流会です。
今回も会員のほか各協力団体による、焼きそば、おにぎり、豚汁の提供があり、皆さん楽しいひと時を過ごせたようでした。
以下のチラシは、当日皆様に配布した観察会資料です。
当日の写真がありますが、間に合わなかったので後日アップしたいと思います。
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