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常総市指定文化財絶滅危惧種「タチスミレ」観察会が行われました

2017年05月29日 | 常総情報

平成29年5月28日(日)

晴天の昨日、 菅生沼を考える会(会長佐賀勇太郎)が主催する

絶滅危惧種のタチスミレを観察する会が菅生沼の下沼(飯沼川中郷橋付近)

の生息地で行われました。

 当日は、菅生沼対岸の茨城県自然博物館の館長ほか職員の

指導のもと、観察会が大勢の参加者とともに実施されました。

 

 観察会に先立ち、菅生沼を考える会のメンバー約80名が参加して

密生する葦(ヨシ)刈り取り作業を行いました。

 肩掛け式エンジン刈払機50台ほかにエンジンバロネス(大型の草刈りマシン)

も使用して約1時間にわたって行い、きれいに刈り取りを終わり、

観察会が出来るように環境整備しました。

そして、博物館の職員や茨城県河川管理事務所のみなさんなど多くの方の

協力で、群生地に観察用通路を作り、参加者全員が見られるよう案内してくれ

ました。

 観察会の後は、菅生沼を考える会と地元菅生地区の区長会、菅生小学校

安全協会のみなさん、地元の老人会のみなさんなどによる地域交流会が

行われました。

 

 会場では、前日から用意した 大なべによる トン汁

たこ焼き、焼きそば、綿あめ、手作りおにぎり、きゅうりの漬け物などが

参加者に振る舞われました。 皆さん美味しく食べられたようでした。

 

 常総市からも 神達岳志市長、藤島副市長、沼尻教育部長、ほか

職員の参加がありました。

 

 また地元の倉持市議会議員や衆議院議員で文部科学委員長の永岡桂子代議士も

駆けつけてくれました。

 

 菅生沼を考える会では、自然遺産を将来に受け継ぐための自然保護活動を

進めています。

 今回のタチスミレ観察会でも、会場に使用した駐車場と木陰のある休憩場などの整備を

行政の御協力のもとに行い、また暑い時期の葦刈り作業や、秋の野焼き作業などを行って

タチスミレをはじめとする 水辺の保全に日々勤めています。

 

 今日の観察会で見ることができた タチスミレ の花を 紹介します。

現在確認できるのは、ここ菅生沼と九州の1か所のみの希少植物に

なっていると県立自然博物館長から説明がありました。

 

 花はすごく小さいもので直径5ミリから1センチメートルほどの花です。

その弦は1.5メートルほどには伸びるそうです。

そのため、今回のように案内がないと、なかなか見つけるのは難しいと思います。

 

          これが タチスミレ の花のアップです。(絶滅危惧種)

 

                    最大限のアップです。

 

                 少し引いた状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            場所によっては、一か所に沢山咲いていました

 

 

 

 

 

        草の中で咲いていました。 大きな花で目を休めて?

 

 ここの柳の木々の下あたりに群生しています。(タチスミレの花はこの草の中です)

 

    飯沼川の流れとポピーと向こう側が交流会の会場です。

 

 

 

 下流方向に水門があります。(その先2キロメートルぐらい行くと利根川に合流します)

 

 赤くさびた鉄板の道路を中の方へ進むと沢山の方がブラックバス

                               釣りなどをしているようです。

 

                         花は6月中旬まで咲くそうです。

 

    交流会が終わり後片づけと、刈り取った草の処分をして終了です。

 

  会員のみなさん、関係者のみなさん、観察会と交流会参加者のみなさん

お疲れさまでした。

 

 

 

       それではまた!

 

 

 


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