プーチンがウクライナ侵攻を始めてひと月がくる。
未だに侵攻をやめようとはしない。
むしろ超音速ミサイルによる爆撃もあるようだ。
この間の流れがどうなっているか。
最初は10万とも15万ともいわれる軍隊をウクライナ国境に集結させて「特別作戦」と称していた。
それがいきなりウクライナの軍事施設を攻撃し始めた。
プーチンは目的は軍事施設だけだと。
しかし、行動はエスカレートしだした。
民間人の高層アパートを爆撃。
その後は病院や学校まで攻撃。
ついには地下に避難している建物までをも爆撃。
生存者の救助に手間取っていると。
侵攻からほどなく停戦交渉が始まったがお構いなしに爆撃を繰り返している。
停戦交渉と言うからにはまずは「打ち方止め」からでしょう。
ラブロフ外相などは攻撃しているのはウクライナだとか、住民を人間の盾にしているとか、
明らかなウソの繰り返しだ。
国連はたびたび、緊急総会を開きついには141か国の賛成多数でロシアに対する非難決議を採択した。
プーチンはモスクワのスタジアムに20万ともいわれる人間を集め、自分が如何に正義をなしているかと演説。
その放送が短時間であるが途切れたようだ。
それ以前に、国営第一テレビのニュースの時間に放送局の編集者でもある女性が「反戦」と書いた紙を掲げて現れた。
これもプーチンとって、少なくない打撃だろう。
二年後の大統領選。
自分がどの程度の数で選ばれるか焦っているのでは。
政敵は拘束してあるが獄中から立候補を宣言するかも。
法的には無効であっても国民が投票することの自由は束縛できないだろう。
大統領選まで戦争を続けるのか?