ずいぶん前から北海道に新幹線が来ると当地のテレビがはしゃいで報道。
たかだか、青函トンネルを潜り函館まで。
北海道は広い。
最近になって課題も浮き彫りに。
最近のことだが、青函トンネル内で走行中の特急が煙を出した。
乗客はケーブルカーを使い5時間かかって地上へ。
大事にはいたらなっかった。
JRが避難訓練をした。
ケーブルカーがどういう目的で設置されているか定かでないが定員は15名だと。
地上に出るためには1000段以上もある階段を使用しなければならない。
新幹線の定員は700名超。全員がケーブルカーで避難するには12時間かかるとみている。
今回、特急から煙が出て避難したが火災でなかったようで5時間かかっても無事避難できた。
新幹線が走行中、火災事故などが起きたと想定するとどうだろう。
JRはそこまでの対策を立てているのだろうか。
その報道はない。
赤字路線を廃止することで手詰まり。
何やら原発の「安全神話」を想起する。
アスリートの特訓じゃあるまいに1000段の階段を、しかも、命がけで駆け上がらねばならない。
若いといっても、どれだけの人がそれに耐えうるか?
新幹線で儲けることばかりに目を奪われて「万が一」の備えは果たして・・・。