報酬系のゲームは楽しくストレス発散にもなります。
脳は刺激を受けることによってドーパミンを放出します。
より刺激を欲しようとますますエスカレートしていくこともあるでしょう。
押しのアイドルを応援することも報酬系のホルモン物質を放出します。
連帯感を一緒に持てることでますます応援したくなるでしょう。
しかしストレス回避のはずがその行為に執着せざるを得ない状態(回避できないほどの量のストレスを抱えているため)に陥ってしまうと、
依存性が強くなり、そこから距離を置くことができなくなってしまいます。
自身の不足を埋めるためには、ストレス回避のために外の世界に満足を見出すことではなく、
「自足」を知ることにヒントがあるのでしょう。
「自足(自分の置かれた状況に満足すること)」を知るためにはどうすればよいのでしょうか。
ストレスを抱え込んでしまう根本のところ、そこから解きほぐしていく作業が必要なのかもしれません。
自分の傾向を知る、とでも言うのでしょうか。
ちなみに私はマイペース、他者との関係は狭くても十分満たされる、
まわりをあまり気にしない(見えていないところもある)、
集団での交流は嫌ではないが自分のペースは崩されたくない、
趣味趣向で執着する傾向がある、はっきり言って少数派タイプです。
なので、これまでまわりのペースに合わせていかなければいけない状況化では結構苦労しました。
人間関係だったり家庭環境だったり学校生活であったり、
人によって状況は様々違うでしょうが、どうしても避けて通れないこともありますし、
どうしても避けたほうが良いこともあるのだろうと思います。
避けられないときはどうするのか、
避けたほうが良いのはどんなときか、立ち止まって考えてみる。
でもそれが難しいのが今の時代なのでしょうね。
すぐに簡単に、脳が欲するところの欲求を満たしてくれるものが沢山ありますから。
ますます子どもたちにとって生きづらい世の中になっていくように思えます。
やはり大人がちゃんとせなアカンのですよ。
刺し子:
鼻歌交じりにやり始めたということは嫌いではなさそう。
無心に作業を進める行為は脳にも優しいのです。