とらいさぽーと

生活の質

コロナがまたジワリと増えてきています。

寒くなる季節、どうしても換気が難しくなりますが窓を開け閉めしながら空気の通りは作っておく必要があります。

教室でもCO2濃度をチェックしながら徹底するようにしています。

しかし、どうやっても感染してしまうことはありますから、

慌てない様、事前に出来る準備はしておいたほうがいい。

発達障害のある子どもが感染した場合、その子の状態にもよると思いますが、

自宅で一定の期間待機しておくことがとても難しい場合もあります。

病院に入院できれば良いのですが、それも本人の特性から難しいケースもあり、

よほどの状態でない限り入院は出来ないのではないかと思います。

『感染してもしなくても、本人が状態をあまり崩すことなくある一定の状態に安定していられること』

それが本人にとっても家族や周りの支援者にとってもベストな状態です。

ASDペクトラムはコミュニケーションや対人関係が難しいと言われます。

しかし、これまでの経験からつくづく実感するのは、

・混乱を避けるために他者との関わりがシンプルにできるかどうか

・一人での時間を過ごせる環境があるかどうか

自分に起こった状況を理解できるかどうかも大切ですが、

この2点があるかないかでQOL(生活の質)に大きな違いが出て来るように思えます。

重度障害なのだからケアが必要なのは当然、と捉えるのか、

知的な障害では無いのだから経験値を積めばできる、と捉えるのか、

どうアプローチしたら有意義な自発行動(本人にとって)に繋がるのか、と捉えるのか。

自立課題例

・電池の取り換え

これは1回でクリア。嫌いではない、力加減もOK、得意な作業

・A4三つ折り

用紙の端をそろえるのが難しい。テンプレートが分かりにくいため修正必要。

しかし、途中で投げ出さず最後まで頑張る。

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