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EDR(イベント・データ・レコーダー)は、誰でも解析できるようにすべき!

2021-06-29 11:14:05 | EDR

国土交通省は、2022年7月からの新車に、『EDR』(イベント・データ・レコーダー』の搭載を義務付ける検討をしているそうです。

 

EDRとは何か?

衝突などの事故で衝撃が起こるとエアバックが展開します。

EDRとは、エアバックの展開の数秒前から、ブレーキを踏んでいたか、アクセルを踏んでいたか、シートベルトはしていたか、座席の位置、速度、エンジン回転数などを、記録している装置なのです。

 

 

EDRは、どんなことに役立つのか?

 

自動車が暴走して、人をひいてしまう事件が世間を騒がせています。

 

運転手が、アクセルを踏んでいたのか、ブレーキを踏んでいたのか、EDRを解析すればわかるというわけです。

 

 

EDRは、自動車の中枢部に設置してあり、解析する際は、そこから取り出し、パソコンなどにつなげてデータを取り出します。

 

 

そのデータは、線や点描などで表わされているので、私たち素人が見てもわからないのです。

 

従いまして、自動車メーカーが解析するしか方法がありません。

 

 

ここで問題なのが、「自動車メーカーが解析する」ので、自動車メーカーに損になることは、隠すのではないか?

ということであります。

 

 

 

例えば、最近のコンピュータ仕掛けの自動車が、電磁波などで誤作動を起こし、暴走したとします。

 

必死で運転手はブレーキを踏んでいたのに、自動車が勝手に加速し、速度は落ちず、ブレーキが全く効かないので、事故を起こしてしまいました。

 

警察や保険会社からは、「運転手の操作ミス」「アクセルとブレーキの踏み間違い」と結論付けられてしまいました。

 

そこで「そんなはずはない」と、運転手はEDRを解析することになりました。

 

ところが、EDRに記録されているデータの結果では、運転手がアクセルを踏んでいて、ブレーキは踏んでいなかったとされてしまった…なんてこともあり得るのです。

 

なぜなら、自動車メーカー自体が、『自動車が誤作動を起こし、暴走した』『欠陥車である』と、認めるはずがないからです。

 

「運転手が悪い」と片づけられるのが顛末です。

 

 

欠陥車であり、暴走する自動車なんて、消費者は怖くて、乗ることができません。

 

自動車メーカーにとっては、今後の、自動車の売り上げに大きなダメージとなります。

 

果たして自動車メーカーが、真実を公表するでしょうか?

 

 

政府・役人が考えることは、カチカチ頭であり、柔軟性もない、型通りの発想しかできない、穴だらけの規約・規則(法律)です。

 

 

自動車メーカーしか、解析できないEDRを、全自動車に搭載させても、意味はありません。

 

 

EDRというのは、誰でも解析できて、そのデータは、誰が見てもわかるようなデータにしなければなりません。

 

 

単に「全部の自動車にEDRを搭載する」という義務だけでは、何の意味もありません。

 

自動車メーカーから資金をもらっている政治家は、自動車メーカーを庇う法律しか作りません。

 

 

もし国民主体に考えるならば、『EDRは、誰でも解析できるもの、データが誰でもわかるもの』にする必要があります。

 

 

 

まぁ、やらないと思いますよ。

 

 

コロナ禍にあっても、利権がらみの、オリンピック優先の日本政府ですから。

 

自分たち(政治家)が私腹を肥やすことしか、考えていませんからね。

 

 

 

ブレーキを踏んだのか?
それとも、アクセルを踏んだのか?

 

自動車メーカーや警察が行うEDRの解析では、真実をもみ消されることになります。

 

真実が葬られないために、運転席の足元に、カメラを仕掛けて、足元をしっかり撮影し、音声とともにしっかり記録しておきましょう。

 

政府や警察や大手企業は、あなたを守ってはくれません。

国民は、自分のことは自分で守らなければなりません。