一昨日、昨日と、普段の江戸川の土手ではなく「大場川」を
散歩した。家から見て江戸川と反対(西)側を流れ、江戸川まで
と比べ半分以下の距離である。
大場川は、我が三郷の北隣、吉川にある沼地が江戸の始めに
干拓された折に、その排水路として開削された人工川である。
三郷と吉川にまたがる早稲米の産地、二郷半領については次回
説明しよう。
三郷市と葛飾区の境にある水元公園脇を流れた後、三郷市の
西端を流れる中川に注ぐ。全長は約17キロと短く、川幅は10~
40メートルほど。
我が家から真っすぐ大場川に出ると源流点から6キロほどの
ところ、脇を常磐道が走る。
最初の橋の先、狭い道を入ると・・・火事跡。昨年の大晦日に
江戸川土手下のコーヒー焙煎工場が焼けたが、その少し前に
やはり不審火で燃えたプレス工場である。
その先でカーブして常磐道を潜る。
反対側の側道を渡り先に進むと住宅の脇となり、小谷堀橋
が見えて来る。この日はここで折り返し。春の香りどころか
ここまでの彩はこの橙(代々)だけ。
帰り道、大場川を離れたところでやっと梅の木に出会う。
まだ蕾。いや一輪、二輪咲いている。続きは次回。