10月に入っても暑い日が続くが、秋はしっかり来るだろう。
昨夕の三日月にそんな秋の気配が・・・。
さて、大宮から上尾宿へのウォーキング。国道16号の高架
下で休憩して体を冷やし上尾宿へ向かう。
宮原小学校には、明治時代にある教師が故郷高知から持ち
帰った「センダン」の苗木が大きく成長し、樹齢百年、樹高
15m、幹回り3mの巨木となって中山道に張り出している。
その先の南方神社は、信濃国一之宮の諏訪大社を勧請した
神社で、主祭神の建御名方命、諏訪湖を意味する「水潟」の
所縁から社名を南方(ミナカタ)としたとある。
立派な宮原図書館の先、江戸時代から続く漬物の河村屋には
数寄屋造りの旧店舗が保存される。
このあたりに馬喰新田立場があったという。立場は宿と宿の
間の休憩地で茶屋などがあった。
国道16号の高架下で休んで約1時間、真上からの太陽に
体が熱くなり、再び足元がフラつく感じとなる。もっとも
既に昼を回り腹が減ったせいかも知れない。
ともあれ、横浜ゴムの配送センターを過ぎた家電量販店の
一階駐車場の日陰に入り一服しながら体を冷やす。
中山道沿いに青面金剛像の庚申塔が立つある愛宕神社が、
上尾宿が始まるあたり。上尾駅までは1キロを切っている。
日本橋から九里目に当たる上尾一里塚は、中山道に岩槻道と
川越道が鍵型に交差するこの角にあったが、名残は歩道に立つ
この「中山道標」ぐらいである。
上尾駅まで500m、この通りの両側が上尾宿の中心。
駅ビルで腹こしらえしてからの上尾宿探索は次回。