癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

重粒子線治療・・15日目(副作用について)

2013-09-15 22:37:00 | 日記
早いもので、照射15回目を迎えた。
治療はいつもの通り無事終了した。俺は手の掛からない優秀な患者かも??

この時期の副作用について書いてみたい。

①体のだるさ
特に照射を始めた数日間が辛かったが、そのうちに気にならなくなった。

②肛門奥のヒリヒリ感
これも照射開始した直後から奥の方にヒリヒリするような感じが続いていた。これも暫くすると慣れてくる。ただ、硬い椅子に座っていると鈍痛があるので、ドーナッツ座布団があるといい。

③排便回数の増加
②のヒリヒリ感の影響もあり、何となくスッキリしない。腸に負担を掛けないように下剤を飲んでいるせいもある。便意とヒリヒリ感が入り雑じり、1日に数回トイレに行きたくなるが・・あ~あ、スッキリしない。

④排尿回数の増加
夜のおしっこの回数は、照射開始後は少しづつ増え、ピークで夜3回くらい起きる日が暫く続いた。寝不足ぎみになっていた。それも、少しづつ改善される。

⑤ストレス
丁度、仕事が忙しい時期であったため、1日も休まず出勤した。そのストレスのほうが大きい・・癌を考え込む暇がなかったことが良かったかも・・今できる最良の治療をするしかないと割り切っていた。

⑥ホルモン治療の影響
更年期のおばさんになるようなもので、突然のホットフラッシュが厄介だ。
体毛は元々薄いほうだが、ほんとに綺麗になった。頭の毛は、増えると期待していたが、ほぼ変化なし・・・残念だ・・

⑦体力
重粒子線治療で体力を失うことはない。ただ、私の場合は12kgの減量し、照射期間中は運動も禁止されていたので、筋肉は落ちた。

『追伸』
今は治療を終えて、4ヶ月経過したところである。体調は良好・・酒は毎日晩酌、週1回外で飲む・・飲み過ぎると肛門の奥が多少はヒリヒリ・・下剤を飲んでいるので、排便は2回・・夜のおしっこは1回・・
そろそろゴルフをしろと外野がうるさいので、最近やっと練習を始めたところです。