「死を」迎え、「再生」を受け入れた先には何があるのか。
どこに向かうのか。
答えは「カップのクイーン」だ。
カップのクイーンは、愛や赦し、癒しを表す、
とても恐ろしいカードだ。
ごく普通に、日常を生きる者に、
全ての命を敬い、愛する心とか、
嫌っている相手を、癒してあげたいと思うとか、
世の中の全ての不条理を受け入れるとか、
そ . . . 本文を読む
4年ほど前、突然、「死」と「再生」を経験した。
もちろん、本当の死ではないし、オカルト的な話でも全くない。
生きていたら、みな、程度の差はあれ経験する、
今まで信じていたことや価値観が崩壊する、という出来事だった。
ただ、あのとき起きた、それまでの私の人生を完全に覆す「死」によって、
私は「再生」を余儀なくされた。
タロットって何?と聞かれた時、
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出ると、ちょっと心がざわつくカードの一つ、塔。
ダメージが少ない方が何事もいいと思うけれど、
もし、ダメージが避けられないのなら、
いっそ、一度で終わるくらい、大きなダメージでもいいかと思う、やけっぱちな自分もいる。
でも、本当に大きなダメージを受けたら、もう二度と、立ち直れないのではないかとも、心底思う。
あの苦しさは、二度とごめんだ。
それを知ってか知らずか、
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昨日は立春。
九星気学では、この辺りを境に、年の運気が交錯し、
今年の気が立ち上がり始めると考える。
まさに、死と再生だ。
全てのことがらは、連続だ。
死と再生が目にもとまらぬスピードで絶え間なく明滅し、
私たちは、まるで切れ目のない出来事のように錯覚しているだけだ。
私たちが徐々に老いていくのも、
あるいは傷が癒えたり、季節が変化するのも
死 . . . 本文を読む
カップにはいろいろなものを入れることができるが、
今日は花を。
心の花を入れてほしい。
心の花は、
懐かしい記憶、暖かい思い出、
誰かの優しさに触れたこと、誰かをゆるしたこと・・・
そんな、穏やかで、大切な過去のさまざまが咲かすもの。
いつもは見せない心の花を生けると、
それを分けてほしいという人が必ず来るから。
どうぞ、惜しまず分けて。 . . . 本文を読む
全てを分け隔てなく照らし、明るく輝かせる太陽。
今、あなたが取り組んでいること、あるいは、成し遂げたいと思っていることは、
必ず光を放ち、周りを照らし、あなた自身も輝かせるだろう。
そのことは約束されているのに、
何を恐れているのだ。
その不安が、雲となって、太陽の光を遮っているのが分からないのか。
行動せよ。
その足元まで太陽は照らしている。
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ソードの強さと蝶の軽やかさを持つクイーン。
変容と不変を司る、
クイーンはあなたの全ての過去を知り、これから、どのように変容するのかを指し示す。
過去は不変だが、未来は変容の先にある。
さなぎを破らなければ、蝶にはなれない。
未来に向かうには、変容を恐れてはいけない。 . . . 本文を読む