ソードの2をじっと見ていると、
あまりにも今の状況が思い起こされて、つくづく、難しい問題だ、と思う。
例えば、
感染症を防ぐために、自分を防御する必要はあるが、
その方法について、私たちは盲目だ。
例え感染症を研究する専門家であっても、考え方は様々なのだから、
素人の私たちが、盲目であるのも仕方のないことだ。
そこで、いつの時代も参考になるのが情報ということになるのだが、
情報もまた、見えない力をもって、私たちを過敏にする。
けれども、と思う。
私たちの体は、たとえ、私たち自身が知らなくても、
自分を守るすべを知っている。
目を閉じ、耳をふさいだとしても、
目に見えないものから、日々、刻々、自分の体を守り、
生命を維持し続けている。
自分にとって、何が正しいのか、本当のことは分からない。
全ては、初めての経験であって、常に試行錯誤を繰り返し、
それを乗り越え、次に備える。
そうやって、長い歴史を生き延びてきた。
そうであるなら、
せめて、自分の体に目を向け、耳をすまし、
備わった生き延びる力を、妨げないようにしたいと思う。
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