今、あなたが取り組んでいることについて。
これは仕事とは限らない。
例えば、家族の育児や介護、ボランティア活動、資格習得などにも言えるだろう。
まず、確認したいことが二つ。
一つは、今、取り組んでいることに、明確な目標はあるのか。
もう一つは、いつまでに成し遂げたいのか。
例えば、介護。
自分の経験で恐縮だが、例を挙げたいと思う。
明確な目標は・ . . . 本文を読む
今日は、逆位置のペンタクルの2と会話を。(方言入り)
(タ)それでええん?
大丈夫なん?
ほら、ほら、
今のうちに手を打った方がええんとちがう?
(私)分かってますって。
分かってますけど、そんなにすぐに手を打てるんやったら、苦労しませんよ。
(タ)よく言うわ。
こうやって注意してあげよんのに、あんた . . . 本文を読む
命には、二つの区切りがある。
誕生日と命日。
その長さに関係なく、
この二つの区切りをもって、私たちの存在は証明される。
区切りの間には、
不公平で、不平等なことも起こるだろう。
なぜ、生まれてきたのかを問いたくなるようなときもあるだろう。
それでも、
区切りを迎え、人生が始まったことに感謝したい。
区切りを迎え、人生を終えることに謙虚でありた . . . 本文を読む
タロットをめくるときは、ほとんど何も考えていないが、
時たま、ふと考えが浮かんでしまうことがある。
たいてい、常日頃悩んでいることで、もう悩むのが当たり前になっているような事柄だ。
めくると逆位置のペンタクルの2。
ははは・・・と思わず薄い笑いが。
例えば肩こりが、もう慢性的で、
こっているのか、こっていないのか分からないぐらいになっ . . . 本文を読む
カップの7は、まるでおとぎ話のようだなと、いつも思う。
離れた場所から見れば、
そのカップを選んだらまずいんじゃないか、とか、
そのカップに入っているものは、偽物だろうとか、
割と冷静に判断できるのに、
主人公は、必ず間違う。
間違って、とんでもない目にあって、
でもまた、間違ったカップを選ぶ。
何度も繰り返しながら、
おとぎ話は、結末を迎える。
  . . . 本文を読む
ここに来て、エースは意味を変える。
ワンド、カップ、ソードのエースには、
神の言葉とされるヨドが描かれているが、
ペンタクルのエースにはない。
つまり、他のエースは、
まだ、未知の領域とのつながりが保たれ、エースそのものが境界となっているが、
ペンタクルのエースは、未知の領域から、はっきりわれわれの領域へと降りてきた。
無意識の領域 . . . 本文を読む
キャスリーン・バトルのオンブラ・マイ・フを聴く。
『 こんな木陰は今までになかった。
どれよりも優しく、愛らしく、そして心地良い。』
そんな意味らしい。
ピアノがゆったりと流れ、
声が生まれる。
声は徐々に広がり、空高く伸びて、どこまでもどこまでも満ちていく。
石の椅子に座り、ソードをまっすぐに立て . . . 本文を読む
私はカップを買いに行く。
この男が売るカップを買うのは、もう何度目だろうか。
選択肢はいつでも九つ。
でも、買えるのはいつでも一つ。
迷う。どうしても迷う。
なぜなら、同じように見えて、今まで一度も同じカップはなかったからだ。
おまけに、男はカップを手に取ることを許さない。
だから、ここから、一つ一つをじっくり見て、
あれを、と指差すだけ。
今 . . . 本文を読む
太陽の光も雨も、より分けない。
より分けず、全てのものに降り注ぐ。
それを、ありがたいと思ったり、困ったと思ったりするのはこちらの都合で、
もともと、めぐみというのは、そういうものだ。
あなたの上にも、めぐみは降り注いでいる。
いい、悪いと、なにかにつけ決めたがるあなたは、
ただ受け取る、ということから遠ざかっている。
降り注ぐもの . . . 本文を読む
あなたは心の中で、ずっとこの仕事をやめようか、と考えている。
働くことは好きだし、この仕事は、ある意味、恵まれている。
喜ばれる仕事だし、経験を積めば積むほど、より理解が深まる。
あたなもそれは分かっており、
やめようか、なんておくびにも出さない。
周りも、あなたがそんなことを思っているなんて、露ほども気付いていない。
けれども、タロットは知っている。
あなたがな . . . 本文を読む