24日（日）ペンタクルの10（逆）「存在の意義」

私という今を軸として、

過去を見る。

未来を見る。

 

 

過去を学ばなければ、未来を予測することはできない。

ここで求められるのは、安易な期待感で楽観視することでも、

偏った正義感で不安をあおることでもない。

すべての問題に、ふさわしい解を出すことは、もちろんできないし、

ずっとずっと未来に持ち越さなければ分からない問題もあるだろう。

 

けれども、今日のカードが告げる問題は、

誰もが考えることができるし、誰もが取り組むことのできる問題だ。

 

そのことを考えていると、

ふと、アメリカインディアンの伝承を思い出した。

『どんなことも七世代先まで考えて決めなければならない』                                                                                               （アメリカインディアン・イロコイ族）

『自然は祖先から譲り受けたものではなく、子孫から借りているのだ』                                                                            （アメリカインディアン・ナバホ族）

 

今しかできないことがある。

過去からの宿題にあなたなりの答えを出し、未来に残すだろう課題のために、今日の選択を考える。

そのことに、私という存在の意義がある。