タロット柊

考えること、感じることの記録

2日(月)ソードの3「刺さらなければ分からないこと」

2022-05-02 20:44:18 | タロット2022・5月

子供のころは、

うそついちゃだめよ、とか、

あんな言い方したら相手の子、傷つくよとか、

大人から、叱られたり、諭されたりするのが普通だった。

風邪をひいたり、お腹を壊したりしても、

大人たちがそう結論付けるからなのか、

自分に起きた出来事の原因が、割と明白だった。

 

けれども、ある時から、

原因は、そう単純なものではないことに気付く。

原因のさらに原因の・・・と、幾層にも原因が積み重なり、

その上、本来は直接関係のない事物までが絡み合って、

ソードがどこから飛んで来たのかも不明なまま、

痛みに悶え、やり場のない怒り、行き場のない悲しみで、

さらに深くソードが刺さることさえある・・・

 

 

けれども、叱られたり、諭されたりしながら、

自分の言動をチェックできた(されていた)あの日から遠く離れた今は、

どこからともなく飛んできたソードに刺されなければ、

自分の言動を振り返ることもできなくなってしまったのも事実だ。

 

ソードが刺さることは避けられないとして、

さあ、どうする。


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