子供のころは、
うそついちゃだめよ、とか、
あんな言い方したら相手の子、傷つくよとか、
大人から、叱られたり、諭されたりするのが普通だった。
風邪をひいたり、お腹を壊したりしても、
大人たちがそう結論付けるからなのか、
自分に起きた出来事の原因が、割と明白だった。
けれども、ある時から、
原因は、そう単純なものではないことに気付く。
原因のさらに原因の・・・と、幾層にも原因が積み重なり、
その上、本来は直接関係のない事物までが絡み合って、
ソードがどこから飛んで来たのかも不明なまま、
痛みに悶え、やり場のない怒り、行き場のない悲しみで、
さらに深くソードが刺さることさえある・・・
けれども、叱られたり、諭されたりしながら、
自分の言動をチェックできた(されていた)あの日から遠く離れた今は、
どこからともなく飛んできたソードに刺されなければ、
自分の言動を振り返ることもできなくなってしまったのも事実だ。
ソードが刺さることは避けられないとして、
さあ、どうする。
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