もう分かっていると思うが、今は、待っている時ではない。誰かが教えてくれることもない。そろそろ、覚悟を決めて、本気を出すのだ。これまでの経験、(もちろん、それで十分とは言わないが)その経験から、目的は決まっているはず。なぜ、そうしようとするのかも。人生は、日々の思いと行動によって創られている。それが、知らず知らずのうちに、進むべき方向を決めている。今の自分を眺めると、こうなるべくしてなった、とい . . . 本文を読む
正とは何か。義とは何か。正しさ。例えば、法律や倫理観は、必ずしも一定ではない。時代によって、あるいは国によって違ってくるだろうし、個人の心の中においては、あまりにも多種多様で、確固たる基準を設けることは難しい。しかし、社会の中で共存する人間として、その中で通用する基準を設ける必要がある。それが、正しいか、正しくないかの議論を、常に伴いながら。では、義とは何か。そこには、正しいか正しくないかの議 . . . 本文を読む
昨日の月に今日のソードの8、タロットの物語は続いている。内なる声は、まだ聞けない。なぜなら、月が真実の光を降らそうとも、それを見る目を持たない。閉じた目で、自分を見ることはできないから、本当の姿を知ることはできない。目を開くことは、本当は簡単だ。だが、正しく見ることは極めて難しい。その難しさに向き合った時、はじめて、内なる声が、自分を助ける。誰かに助けを求めるのではない。自分を救うのは自分だと . . . 本文を読む
月夜の晩。生き物たちが寄り集まって、
人間について相談をしています。
人間は、分際をこえてしまったのか、それとも、われわれと共存できるのか、お月様は、どう思われますか。月は何も答えない。ただ、真実の光を降らすだけ。
私たちの知らないところで、私たちのことを決して見逃さないものたちがいる。それは、私たちの体の中に住み、眠りにつくと外に出て、今日、一日を振り返る。それを毎日し . . . 本文を読む
自分の能力が試されているような、そんな出来事が訪れたら、思い切ってやってみる。どこまでも、どこまでも、やってみる。この自分の人生は、誰しも初めて生きるのだから、どんなことも、やってみなくては分からない。皆、生きながら、生きることを学んでいるんだ。何も知らないことが愚かなのではない。命が持つ、生きる力を信じられないこと、自分が持つ、素晴らしい力を信じられないこと、それを愚かと呼ぶのだ。日々、未知 . . . 本文を読む
ずるさや、浅はかな考えを表すと言われるソードの7。
もし、今のあなたのしていることがそうなら、近い未来、必ず失敗すると肝に銘じて。よく考えずソードを手にするのは危険だ。うまくやっていると思っても、やがて扱いに困ることになる。無謀さとずるさが一緒になると、自分の身を切ることになりかねないこと、忘れずに。 . . . 本文を読む
タロットの絵柄はどれも印象的だが、ソードの8は、縛られた女性、というインパクトの強い表現となっている。一見すると、完全なる囚われの身だが、よく観察すると、必ずしもそうではないようにも思える。彼女を見張る者はなく、足かせはない。しかし、想像力を働かせば、例えば、彼女の前に、危険な動物がいるかもしれないし、足元は、さらなるぬかるみへと続いているかもしれない・・・。とはいえ、今日は逆位置。今がどのよ . . . 本文を読む
ワンド、カップ、ソード、ペンタクル、それぞれのキングの中で、ほとんど欠点を持ち合わせないキングと言えるだろう。成功者のカードとも言われるが、単なる何かの成功、という結果だけでなく、人生の喜びや、人としての成長など、さまざまな意味において、一つの段階を上がること、あるいはそのような人を表す。誰しも、自分の人生の主役だし、どのような結果も自分で受け取らなければいけない。そう考えると、自分の人生の成 . . . 本文を読む
あなたは第一印象を、どのぐらい重要視するだろうか。あるいは、自分の直感を、どの程度信用しているだろうか。カードは言う。あてにならないし、外れる。今日出会ったあの人、話題に出たあの人、あなたの、その人に対する第一印象を、手放してみて。何かに対する直感、聞いた話、見たもの、それらへの印象を、もう一度空っぽにしてみて。縛られた感覚で物事を見ても、本当のことは分からない。まっさらな感情や思考って、本当 . . . 本文を読む
以前に、九星気学とタロットは、成り立ちや、国、時代なども全く違うのに、驚くほど共通性があると書いたが、ワンドのクイーンも九星気学の中で一致する運気がある。それは九紫火星。一桁最高の数字と、権力や尊厳を表すとされる紫を持つこの運気は、女王星とも言われ、知性、教養ある熟練者であり、人生の保護者でもある。ワンドのクイーンも、まさにそう。彼女の最大の特徴は、自信。経験に裏打ちされた知性、教養は、彼女の . . . 本文を読む