カップのペイジは、想像力。
純粋で、自由自在。
まだ、何も知らないけれど、
信じる心を持っている。
この心に、いつか情熱の火がともり、
想像を現実のものにしたいと思う探求心が芽生えるかもしれない。
あるいは、湧き水のように感情があるれ、
この心を、言葉に乗せて、音に乗せて、誰かに伝えたいと思うかもしれない。
それとも、
風が全て . . . 本文を読む
求めよ、さらば与えられん。
デジタル大辞泉では、
『「神に祈り求めなさい。そうすれば神は正しい信仰を与えてくださるだろう」の意。転じて、
物事を成就するためには、与えられるのを待つのではなく、みずから進んで求める姿勢が大事だということ。』
との解説があり、他の辞典でも、ほとんど同じ内容。
聖書の言葉を取り上げる、様々なサイトを見ると、
元々の、本当のところの意味合い . . . 本文を読む
ソードの2は、逆位置で出ると、
防御を解きましょうとか、
耐えるときは過ぎましたとか、
心を開いて、外を見てみましょうとか、
何かが好転し、緊張が解ける意味合いで解釈することが多い。
一方で、
真反対のような解釈をすることもある。
それは、もともと、ソードの2を、修行として捉える場合だ。
ソードを持つ者が挑むのは、
物事の真理を . . . 本文を読む
太陽のカードの素晴らしさは、説明するまでもない。
それは、どこまでもまっすぐ進む光のように、
純粋で、迷いのないこと。
曇りを知らない、開かれた心。
もちろん、
必ず夜が来るように、
光が消えることもある。
迷いも生まれ、心を閉ざすこともある。
それでも、
私たちの誰でもが、確かに太陽の側面を持っている。
純粋に、何かを好きと . . . 本文を読む
例えば、ワンドの10やソードの10は、
多いことのマイナスの意味が描かれ、
カップの10は、多いことの喜びの意味が描かれている。
ペンタクルの10は、そのどちらでもなく、どちらにでも解釈できる。
元々ペンタクルはお金を表すので、
多いことの、マイナスの側面と、良いことの側面の両方があるというのは、まさに理解しやすいが、
ペンタクルの10で大事なのは、 . . . 本文を読む
昨日は節制で、大天使ミカエルが、
今日は恋人たちで大天使ラファエルが。しかも逆位置。
うーん。
なかなかに意味深ですな。
ちなみに、ミカエルは、最強の天使らしく、邪悪な精神から人間を守る役割をもつそう。
ラファエルは、癒し、治癒の天使なのだそうで、これまたとてもありがたい。
恋人たちのカードは、本当に出てこない。
当たり前と言えば、当たり前で、
こんな幸せなカー . . . 本文を読む
節制という言葉を聞くと、
何かを抑え気味に、超過しないように、慎重にする、という感じだが、
このカードはどちらかというと、
もっと自由な表現がなされている。
慎重に抑えながら、というよりも、
とてもシンプルに、軽やかに、完璧なバランスを表現しているという感じだ。
タロットの78枚のカードの中には、
明らかに、人知を超えることを表現しているものがいくつかあるが、
. . . 本文を読む
ワンドの8は珍しいカードだ。
人物が描かれていないこと、
また、ワンドの表現がとても抽象的なことで、解釈の幅がより広がることになる。
普段は、このカードが出ると、
物事が、急速に進みそうですよ、とか、
情報収集は、怠らずにね、とか、
もうすぐ結果が出るので、次の準備に取り掛かって下さい、とか、
前後のカードの様子や質問の内容で、以上のように解釈することが多い。
. . . 本文を読む
今日(正式には1カ月後)は、日本に住む人にとっては節目の日。
元号を使っている国は日本だけなので、
日本に住んでいると、何かと元号とお付き合いがあるという意味で、
国籍問わず、かかわりがある。
一方で、
西暦の区切りは100年というスパンで世界共通だけど、
元号の区切りが持つ意味は、
日本に住む人、というよりは、
日本人という民族の、意識の根っこのような部分を表 . . . 本文を読む