不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

めまい・ふわふわ感・・薬なしで短期回復した例

2018年01月13日 | めまい・ふわふわ感
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に「落とし込み・釣りをお勧め。

技術系・自営業・事務系には、「落とし込み・釣り」が適します。

釣りの内容を書いてゆきます。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは、

著書より抜粋連載します。

「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より 連載します。

290頁
早く何とかしなければ〃
元学校の先生で四十七才の男性は、めまいが酷くて吐き気もこみあげてくる。
仕事は自分一人で出版関係の下請けをやっているが、 一日中めまいと

吐き気で仕事にならない。今月中で、もうできないので、廃業しなければ
ならないというところまで追い込まれて相談を治療受けるつもりでお出でになった。

この人は学校の先生をやった後文章を書くのが好きで、十年ほど出版社に勤めた。
その後学習塾経営の傍ら自分でいろいろなところの編集を請け負い、

小さな出版社をやってこられたそうだ。
この種の例は『横浜のタウン誌を出版しておられてた、もと漁師の方と
ほぼ似たようなことだなあ』と思いながら相談のお話を聞いていた。

大変雄弁で取り止めもなくお話しをされるので止めるわけもできず聞いていた。
つまり、自分が『いかに苦しいか、どうゆうふうに苦しいか』を

切々と訴えておられるのだが、私のほうは多くの人から同じようなことを
聞いているので、『また、同じことを聞くのか』というような気持ちでいた。

しかし、この本人にすれば『自分だけこうゆう症状がきつくて、とにかく、
どこのだでれに話ししても分かってもらえない』辛さ残念さであろう。

治療をしてもらうにあたって、どうしても自分の症状を良く聞いて貰い
一時も早く治してほしい、そして治療の参考にしてほしいというような意向であった。

それを「はいはい」と聞きながら、四、五年前のことを思い出した。

291頁
横浜から横須賀に広がる地域で、昔の浮き世絵師安藤ひろしげの絵で
東海道五十二次のうち『金沢文庫』にも出てくる、平潟湾や金沢八景、

がある地域。この地区が埋め立てになる前、この地域で海苔あさりの養殖また、
魚の漁をして生計を立てていた人達が転業を余儀無くされ、漁業権の保証金を貰って

アパートを建てたり、トラックを買って運送業に転向したりということが
数十年前に始まったわけであり。その中の一人で横浜のタウン誌を発行するという

仕事を始めた人がおられた。最初の五、六年は何とか広告も取れやっていけたが
、その後、次第に同業者が増えて経営が苦しくなってきたそうだ。

年齢六十五、六才で、自分で印刷から編集、配達、広告のや読者の新規開拓まで
やっておられた。家族も息子さん始めみんな生きがいとして手伝っておられたそうだ。

生計の方はアパートを建ててその収入を当てていたから、特別に苦しいわけでは
なかったが、「月刊のタウン誌なのだし、自分で決めた締切りとはいえども間に

合わせるために大変な苦労をしました」と話しておられた。
それでついに自律神経失調症になり、やがて進行してメニエール病となった。

天地が回る奇妙な世界に住み、吐き気が込み上げてくる毎日「どうにかならないか
だれか分かって本当に治せる人は、いないかと、思い付くところはすべて回りました」

と言いながら私のところに相談にこられたとき、私の目には肝硬変が相当進んで
いるのが見受けられた。近いこともあって最初は週2回割合で2か月程通われ、

めまいが時々発生するように一段落してからは、自宅施療をやりながら半年ほど
ポツリポツリと通って来られた。締切りに追われながらの治療であって、

自宅施療に切り替えてから悪くなり、 ついには持たなくなって寝込み、
それで仕事を中断休刊された。それ以来、神経が休まるようになったから回復がすこぶる早

次回へ続く

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊