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<台湾情報10-38>「台湾存続、中国圧力で危機」 台湾の陳水扁元総統に独占インタビュー 10年ぶりメディアに / 中国、台湾侵攻準備を2020年までに整える方針=国防部報告

2018-09-05 13:15:56 | 台湾 中台・国際関係

 「台湾存続、中国圧力で危機」 台湾の陳水扁元総統に独占インタビュー 10年ぶりメディアに

2018.9.5 05:00   産経新聞

 

 台湾の陳水扁(ちん・すいへん)元総統は4日までに、南部・高雄市内で産経新聞の単独インタビューに応じ、

「中国から強い外交的、軍事的圧力を受けている台湾はいま、大変危機的な状況にある」との認識を示した上で、

中国の脅威に対抗するために、「一日も早く民意を問う住民投票を実施して、台湾の声を世界に伝える必要がある」と

強調した。2008年に総統を退任した陳氏は、汚職などの罪で約6年投獄され現在は仮釈放中で、

メディアのインタビューに応じたのは約10年ぶり。


 最近、台湾と外交関係のある国が次々と中国に奪われていることについて、陳氏は「国際社会における台湾の

存在感を抹殺することが目的だ。台湾を併合することへの準備であり、いつ武力行使があってもおかしくない」と

分析した。

蔡英文(さい・えいぶん)政権が堅持している「現状維持」という対中姿勢について、陳氏は「守りの姿勢だけでは

限界がある」と苦言を呈した。その上で、「私たちは武力ではなく、民主主義的な手法で対抗するしかない」と強調し、

蔡政権に対し「住民投票を推進すべきだ」と提言した。「中国の一部になりたくない」という台湾の民意を数字で

はっきりと示し、国際社会に理解される努力をする必要があると主張した。

 

 米中貿易戦争が深刻化していることについては「米国に接近して、国際社会における台湾の存在感を高めるチャンスだ」

との認識を示す一方で、「台湾は米国にとっての『対中カード』にすぎないという自覚も必要だ。トランプ米政権に

過度な期待をしてはならない」と冷静に分析した。


 また、日台関係については「安倍晋三政権は歴代自民党政権でも最も台湾に友好的だ。とても感謝している」と

語る一方で、「むしろ今の蔡政権の姿勢が消極的で、日本の善意に積極的に応える努力が足りない」と指摘した。


 陳氏は一方で、馬英九(ば・えいきゅう)前政権について「ほぼ無条件に門戸を開いたため、中国の台湾に対する

侵食を加速させる原因をつくった」と厳しく批判。2015年にシンガポールで行われた中国の習近平国家主席と

馬氏との会談について、「馬氏個人のパフォーマンスだ。台湾にとって何の良いこともなかった」と一蹴した。


 自身に対する汚職などの容疑については「理不尽な理由で投獄されたのは大変つらいが、台湾の民主化のために

背負わなければならない十字架だ」と語った。

    

 ■陳水扁(ちん・すいへん)氏 1951年、台南生まれ。台湾大学法学部在学中、司法試験に合格。弁護士として民主化運動指導者らの弁護団に参加した。台北市長などを経て、2000年、民進党から総統に当選。半世紀にわたる国民党支配からの政権交代を成し遂げた。04年に再選を果たすも、08年の総統退任後に収賄罪などで逮捕・起訴され服役。現在、病気療養のため仮釈放中。

 

中国、台湾侵攻準備を2020年までに整える方針=国防部報告

 2018/09/01 14:33    中央通信社

オープンカーに乗って人民解放軍の香港駐留部隊を閲兵する習近平氏=2017年6月30日撮影











(台北 1日 中央社)国防部(国防省)は8月31日に公表した今年の「中共軍事力報告書」の中で、中国はいまだに
台湾に対する武力行使を諦めておらず、2020年までにその全面的な侵攻作戦能力の完備を目指しているとの見方を示した。

武力に訴える可能性があるのは、台湾による独立の宣言、台湾内部の動乱、核兵器の保有、中国との平和的統一を
目指す対話の遅延、外国勢力による台湾への政治介入、外国軍の台湾駐留などが起きた際だと分析。

運用する戦術・戦法については、台湾海峡を挟むといった地理的な環境の制限により、上陸用舟艇や後方補給能力が
不足しているため、現段階では軍事的脅威や封鎖作戦、制圧射撃などの可能性が大きいとした。

また中国軍が近年台湾を周回する形で飛行したり航行したりしており、それらのいずれも対台湾作戦を想定した
ものと言及。軍事科学技術と兵器の研究開発に力を注ぎ続けている戦力の増強と台湾への脅威に警戒感をあらわにした。

 
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