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<バルカン情勢>セルビア大統領のコソボ訪問、アルバニア系住民が道路遮断し抗議

2018-09-10 09:12:53 | 民族・人種問題・宗教・人権問題(差別・迫害)

セルビア大統領のコソボ訪問、アルバニア系住民が道路遮断し抗議

2018年9月9日 22:00 発信地:ミトロビツァ/コソボ   AFP

コソボ北部ミトロビツァに通じる幹線道路で、セルビア大統領のコソボ訪問を阻止するために築かれたバリケード周辺に集まるアルバニア系住民ら(2018年9月9日撮影)


【9月9日 AFP】コソボで9日、セルビアのアレクサンダル・ブチッチ(Aleksandar Vucic)大統領が訪問予定の

村へと通じる道路を、アルバニア系住民ら数百人が遮断した。現地のAFP記者が伝えた。

 

 これに先立ち、ブチッチ氏とコソボのハシム・サチ(Hashim Thaci)大統領との会談が、欧州連合(EU)の

仲介によりベルギーの首都ブリュッセルで予定されていたが、直前に中止となっていた。

 

 だがこの日、ブチッチ氏のコソボ訪問に抗議する人々が、同国北部ミトロビツァ(Mitrovica)と、セルビアの

飛び地であるバニェ(Banje)村を結ぶ幹線道路に、車両や切り倒した木でバリケードを築いた。

バリケードには「ブチッチは通れない」「無実の市民にジェノサイド(大量虐殺)を行ったやつらは通れない」

などと書かれたプラカードが掲げられた。

 

 国営のセルビア放送(RTS)によると、こうしたバリケードは5か所に築かれ、バニェに通じる全ての道路が

遮断されている。

 

 ブチッチ氏は、セルビア人が多く暮らすミトロビツァで開催される行事で演説する予定だった。

 

 RTSによれば、ブチッチ氏のルートを遮断しているのは、コソボ紛争でセルビア側の勢力に対してゲリラ戦を

展開した「コソボ解放軍(KLA)」の元メンバーらだという。

 

 セルビア南部に位置する自治州だったコソボはアルバニア系住民が多数派を占め、1998~99年に繰り広げられた

コソボ紛争から10年を経て独立を宣言。だがセルビアは、コソボの承認を拒否している。

 

 両者の協議は数か月にわたって停滞が続いているものの、長年の懸案事項となっている両国の関係正常化を図るべく、

両者が国境を変更する案に前向きなシグナルを送ったことから、注目を集め始めていた。


コソボ北部ミトロビツァに通じる幹線道路で、セルビア大統領のコソボ訪問を阻止するために築かれたバリケード周辺に集まるアルバニア系住民ら(2018年9月9日撮影)


コソボ北部ミトロビツァに通じる幹線道路で、セルビア大統領のコソボ訪問を阻止するために築かれたバリケード周辺に集まるアルバニア系住民ら(2018年9月9日撮影)

セルビア人にアルバニア人が虐殺された恨み、コソボの独立を永遠に認めないというセルビア。
コソボ紛争は完全に解決されていません。
2015年
コソボ共和国独立承認国、、、米国、英国、ドイツ、フランス、日本など111か国。
独立承認していない国、、、、ロシア、中国、スペイン、インドなど85か国