米下院、チベット人権法案を可決。中国に圧力
2020.1.29 10:21 産経新聞
【ワシントン】米下院本会議は28日、中国チベット自治区での人権や宗教の自由
などを擁護する法案を賛成392、反対22の圧倒的な賛成多数で可決した。
米メディアなどが伝えた。
法案はチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の後継者選出に介入した
中国当局者に対する制裁などを規定。同自治区ラサへの米外交施設設置を中国政府が
認めるまで、米国内での新たな中国領事館設置を認めないことも盛り込んだ。
昨年11月の「香港人権民主法」成立、同12月の「ウイグル人権法案」の下院可決に
続き、中国当局に圧力をかけた。
チベット人権法
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