思った以上に天皇の交代や令和への移行が国民から好意的に受け入れられたと思う。若い世代も盛り上がっていたように見えた。単なるお祭り?(笑)
私の勝手な解釈ですが、何事もスピードや効率が求められる時代に、多少効率が悪くても(無駄に見えても、失礼)時間をかけて積み上げてきたものへの興味があるのでは?
神武天皇から2,500年以上も続き、今回の新天皇で126代目。元号も大化から約1,400年。人の一生が80年だとして、1,000年や2,000年は長い。
スピードや効率は、この「人の一生は80年」で結果を出そうとするからだろう。しかも、その間に何度かチャレンジしたいという思いもあるはず。チャレンジは短ければ短いほど、何度でも出来る。
でも、短いチャレンジで達成できる結果はたかが知れている。それだけ簡単に達成できる(或いは、諦められる)わけで、それほどの大きな発見や変更ではない。それらを浸透、改善、進化させるところに、その大きさ(意味)が出てくる。何事も長く続いたものは、その過程を踏み、本当の意味でのチャレンジになる。本当のチャレンジに、終わりはない。
起業には理念が必要不可欠だ。何のためにチャレンジするのか?自分のため?自分の世代のため?だけではなく、これからの世代、人類のためにチャレンジするべきだ。自分の、自分の世代の経験を踏まえて、これからの人類を幸せにするために。それが歴史であり、文化だと思う。
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