大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

2013フィールドデーコンテスト

2013-08-04 18:57:53 | Weblog
野外のコンテスト参加は夏季の夜間においては照明に飛来する羽虫でたいへんなことになる経験則があるので今年も早朝に登山・設営でエントリーしました. もとより順位狙いではなく,局数が多いとQSL発行が面倒という腰の引けた参加です^^;
(結果 43P・13M 599点)

0635時.設営に30分ほどかかり一息ついたところで山の端に日光が差し始めました.


設備はいつものFT857DMと4mH 2ele HB9CV




今回はフォーンでエントリーしましたが,ナンバー交換に要する1分に満たない交信でも「おはようございます」で始まり「グッドラッキング・コンテスト」で終わる間じゅう心地良い興奮が頭の中を漂います.ラグチューに夢中だった中高生時代に戻ることはないかもしれないけれど,今でも無線でコミュニケーションする楽しさはハムの本質のひとつだと思っています.

相変わらずの50MHz・50W・2eleHB9CVの設備です.今回のGW最長到達点は三重県でした.以前島根県までは届いているので,いつかは九州までと期待しているのですが…

午前中に撤収を済ませ,同じ三原山移動の8J1T/1を表敬訪問しました.行ってみてビックリ.どこぞの大学クラブかと思っていたら中学生40名以上の大クラブ局でした.
(東京都市大学付属中学校・高等学校 中高エレクトロニクス研究部)
今日日ハムフェアに出かけてもこれほどの数のティーンHAMにいっぺんにお目にかかれることは無いと思います.年寄りハムだけが感じることのできる眼福でしょうか.
顧問の先生に名刺を渡しながら<いいね!いいね!を連発して帰途に着きました(^^)



海抜約550m 運用地点付近からの景色

2013年7月27日 山中捜索中

2013-07-27 21:13:23 | Weblog
今朝0830時頃,防災無線により島内各所に設置してあるラウドスピーカーから行方不明者の発生が放送されました.
ワタシは名ばかりの予備役消防団員ですが,再入団時に訓練等行事参加はホドホドでいいけど火事・捜索の時はよろしくと要請されていたのでデイパックにファーストエイドや飲み物,タオル,手袋…内諸の仕様のハンディトランシーバー等々,思いつくものを詰め込みおっとり刀で分団詰め所に駆けつけました.
いなくなったのは75歳のご婦人で,昨晩から消息が不明とのこと.今朝未明には激しい雷雨があり,現在も屋外で彷徨しているとするとかなり危険な状況です.お住まいは一キロ四方に人家が数件という限界集落で道路以外の土地はほとんどが森林か竹やカヤの藪という捜索には厳しい条件の地域です.消防団員約50名・役場・警察職員等約50名,延べ100名で一日目の捜索が行われましたが現在のところ発見に至っていません.
捜索は団員が数メートル間隔を保ちながら藪漕ぎで前進という「草の根を分ける」手法で地図上の空白を埋めていきます.夏季に加え雨上がりで高湿度なため団員の疲労が大きいです.果たして現在も自宅近辺にいるのか,それとも遠方まで移動しているのかが不明なので徒労の可能性も考えられるのですが,とりあえず我々にできることはこれだけです.不明になって二晩目の夜が更けていきます.今夜は雨はなさそうです.KYさんどうか生きていてください.

明日は現地本部に0650時集合で再度捜索です.

現地捜索本部


藪漕ぎによる捜索は若い団員でもかなり体力を消耗します.


捜索場所の一部
藪の中はツルや枯れ枝で足を取られ,竹やぶは跳ね返りでしばしば眼鏡のレンズにキズがつきます.今回は古い予備の眼鏡をかけて出動しました.

山頂ジオパーク展 2013年6月16日

2013-06-17 00:28:38 | Weblog
月にほぼ一度のペースで山頂ジオパーク展の説明員をやっています.
今日は朝から視界10mの濃霧+雨で予想どおり午前中のお客様はゼロ.今回の当番は展示室の掃除をして帰るだけかなと思いながら昼食をとっていたら定期登山バスに乗って来たという大学生くらいの男子2名が訪れてくれました.他に乗客はほとんど無く貸切状態で山頂に着いたようです.

  


お茶っ引きは免れたとホットしながら二人に山の細かな成り立ちや南海トラフの説明をしていると,ツアーの観光バスが着いたらしく一気に百数十名を越す来場者が入ってきました(*_*;

いつもなら山頂に着いた団体客は個々の興味の向くところに散らばっていくのですが,濃霧で写真撮影さえママならないため,下車したお客様全員がこのレクチャールームに流れてきたようです.とりあえず先頭グループを30脚席足らずのパイプ椅子に案内しましたが,後からあとから入ってくる人で会場は風除室にまで人が並ぶ大混雑.

一人でさばくにはチト厳しい人数なのでいったん,ジオパーク大島を紹介する10分ほどのPVを流し放映が終わるまでにレクチャー内容を考えることにしました.PV放映中にこの手の話題(ジオロジー)に興味を感じない方や混雑に耐えられない方は退室し100名ほどに減ってだいぶ話しやすくなりました.島や三原山がどのようにできたか,地質や過去の噴火時のエピソード,今後の噴火についてといった話をするのですがPVを事前に流すことによってある種のフィルターが効いたようでビデオを見終わった多くのお客様はワタシのつたない説明も概ね興味を持って聞いていただけたようでした.



入れ替わるように同様のツアーがもう一組入場し同様の手順で対応しました.一日に200名以上にレクチャーを行ったのはこの役をいただいてから初めての事でした.視界のまったく望めない天候の日が図らずも対応人数記録更新の日となりました.



2013.6.2 むらなが吟さんのライブ

2013-06-03 23:54:40 | Weblog

久しぶりに島内で,むらなが吟さんのライブを聞きました.
大島で毎年のようにライブをやるようになって9年ほどだそうですがワタシが前回聞いたのは2006年なので7年ぶり位になります.

彼の浪曲師を思わせる発声のブルースは訴求力がとてもつよく屋外でアコギ一本と小型SP2台,超小型の返しSP1台というミニマム構成で60名ほどの聴衆を2時間に渡って引き付け続けました.
今回初めて彼を観る(ブルースも初体験)同行のオネエ様方はスタート前,イケメンとは言いにくいむらなが氏の容貌を見てさして期待していなかったようですが,帰りの車中(もちろんワタシがアッシー)では「良かった」「歌に人生が…」などと大騒ぎ.


3.11に宗谷岬をスタートし徒歩で佐多岬まで日本縦断をしながらのライブだそうで大島に来るまでにすでに1500km以上を踏破しているそうです.
(もちろん島への渡航は東海汽船利用ですが)

MCで被災地のまだ立ち直れていない現状をマスコミが伝えない切ない話や憤る出来事を交えて語ってくれました.
ライブの目的もここにあるそうで意義あることと感じました.

8月半ばの鹿児島までトータルでざっと3600kmを歩いて移動しながらのステージだそうです道中ゴールまで無事で被災地の現実を生の声で伝えて欲しいと思いました.


今回エスコートしたオネエ様達 これ以上鮮明にするとリンチにあいます^^;


ライブ風景


ジョッキを脇においてのスタイルは彼の定番

濃い一日でした

2013-03-23 23:07:05 | Weblog
午前は昨年に続いてウルトラマラソンの関門員をやりました.バリバリのランナーをはじめ親子連れや仮装(目撃したのは忍者・バカ殿・タヌキ),ブラインドランナーなど900名ほどの参加者がフルマラソン・58km・100kmの3種類のコースを走ります.一番短いフルマラソンでも高低差400mの激走コースです.自分には参加不可能な競技ですが楽しそうに走る選手達に声援を送っているとこちらも元気になる気がします.



ボランティア用弁当をいただいたので午後は腹ごなしに三原山を軽くトレースすることにしました.
今日は鎧端(ヨロイバタ)コースと呼ばれる温泉ホテルから登山口までのカルデラ内壁の樹海を突っ切るルートを選びました.



生まれて初めて立ち入る箇所もあり樹脂製の目印板があるものの3回ほど迷いながら約一時間歩きました.



終点にあるジオパーク展会場に入ると静岡県から来たという小学生たちが20名ほど見学していました.今日の会場当番の美佳さんから振られたので子供たちに溶岩の話を少ししてから車で下山.途中の路上には100kmコースの選手がまだチラホラと走行中でした.彼(女)らはかれこれ10時間近く走り続けているはずです.

16時ヤフオクの出品物の発送済み連絡と落札品の送金・連絡をすませ今度は防犯協会の会費をいただきに7軒ほど戸別訪問.いつも思うのだけれど防犯協会のボランティア活動で一番キツイのがこれだなぁ.
動員がつらいと思ったことは無いけど,他人のお宅に上がりこみお金をいただくのは何も後ろめたいことが無くても気が重いです. そのまま実家に寄り日課である寝たきりの母の夕食介護を済ませて帰宅.ふぅ.

明日はまた三原山に登り,ジオパーク展の説明員を終日担当する予定です.



こんなところでお話ししています

2013-03-11 22:54:04 | Weblog
写真は三原山の山頂駐車場付近にあるジオパーク展というレクチャールームです.
訪れた観光客の方たちに島や火山の成り立ち,噴火の体験談.一般の観光案内 …etc. をスライドやパネルを使用して行っています.






スタッフは観光協会の委託を受けた方たちで輪番で担当しています.

ワタシは今シーズンからエントリーし昨日は二回目の当番日でした.

地質や火山についてさしたる知識があるわけではないのですが,フラリと入室してきたお客さんがつたない説明に耳を傾けてくれたり,帰り際に「楽しかった」「良いお話をありがとう」などといわれると非常にうれしいので,なかなかやりがいがあります.

今月はもう一回24日に当番があります. 一人で対応するので複数のグループが時間差で入室したときが一番あせりますがだいぶ慣れてきました.
次回はどんなお客さんと話せるかちょっとした楽しみではあります.



まだ椿祭りの期間中ですがオオシマザクラの早咲きが競って満開となりました(大島自然公園駐車場)

abさんご

2013-03-03 01:21:52 | Weblog
冒頭の2~3ページを読んでは投げ出すことを4回ほど繰り返した末,思いついて音読で読み下すという方法でやっと読了しました. 活字を追いながら小説の世界に入り込むまでには多かれ少なかれ抵抗があるものですがこの作品はかなり手強かったです.ストーリーは早くに母をなくした女の子と(おそらく)大学教授の父との生活に割って入った女中が父の後妻に入り云々…というさほど起伏のある話ではありません.たぶんこの小説はそういった物語性に注目すべきものではないのでしょう.一見非常に読みずらそうな横書き・ひらがな多用文が声に出して読んでみるとビックリするくらいリズムがよく,流れるようなセンテンスの連続から物語を掬い上げるのを楽しむことが本旨なのではなかろうかと感じました.釣りが必ずしも釣果を食するためでなく水中から魚を取り出すことを楽しみとするのにちょっと似ています.
 読了後再読すると当初暗号めいた言い換えで意味不明だった多くの名詞がことごとく判読できるようになるというのも手品っぽくて楽しいです.黙読しにくく斜め読みを許さない文体を丁寧に通読するとそのご褒美に読み解きキーを与えられるかのようです.読了に多くの時間は要しませんが読者に少々の根気を強いる不思議な小説でした.
この取っつきの悪さのため単行本の部数はさほど伸びないのではないかと予想しますがサテどうなりますか….

第148回芥川賞受賞作

ライブに行ってきました

2013-02-03 00:38:50 | Weblog
年に一度の島内生ライブ.今年も大島元町ミュージックカフェ「らイヴ」のバレンタイン&NEW YEAR ライブに行ってきました.


今年のメンバーは4名中VoのMIOさんとDsの久手さんが初来島.MIOさんはただいま売り出し中という感じの若手Voで福岡出身という訛りをさして気にする風でもなくトツトツと進めるMCに好感が持てました. 
曲目は「君の友達」「アメージンググレース」「恋人よ我に帰れ」等々と何でも有り風で少々つたなさを感じるしゃべりとはうって変わりカーリーサイモン似の渋い声で多くのスタンダードを聞かせてくれました.
バックは江古田を拠点とするベテランバンドとのことでVoの入らない楽曲では「チェニジアの夜」「キャラバン」「テイクファイブ」等のドンドコ・ドンドコと延々リズム刻む曲が得意のようでした.ああいう曲って聴いているほうよりも演ってる方が陶酔してくるような気がしますネ.

今回の聴衆は店内ほぼ満席で約30名,ミュージックチャージ5k円でした.
毎度の事ながらこれで4名編成のアーチストのギャラと1泊二日の交通費が出るのか心配です.

もててる…???

2013-01-26 09:10:19 | Weblog
FB(顔本)に年末から年明けにかけて20代の女性からを続けて友達リクエストが3通届きました. 
どれもとっても綺麗な写真付です. 

こんな素敵なYLの知り合いはいないはずだがと首を傾げながらも住所が大島になっているので息子の知り合いか何かだろうとリクエスト承諾をしておきました.

一人は友達リクエストが何度も来るので自動送信と判断して削除し,様子を見ていたら二人から数日の時間差で個々に届いたメッセージがこれです.


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「 ※※唯 2013-01-10



まちがえて申請しちゃいました^^;
これも何かの縁だと思うので仲良くしてくれたら
うれしいです(o≧ω≦)))笑
フェイスブックスって難しいですね(。・ε・。)
なかなか使い方わからなくて..
もし良かったら慣れるまでメールで連絡くれたらうれしいです('-'*)
アドは *********@docomo.ne.jpですm(_ _m)  」


「 ??絵美 2013-01-25



すみません・・・間違えて申請してたみたいです^^;
これも何かの縁だと思うのでもし良かったらこのままで
おねがいします(≧Д≦)笑
フェイスブックスってほんと難しいですよね(。・ε・。)
迷惑じゃなかったら慣れるまでこっちから連絡もらえますか?('-'*)

************@docomo.ne.jpですm(_ _"m)

あ、迷惑だったら無視しちゃってください^^;   」

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…だって
どうせならもう少しアレンジを変えればいいのにと思うほど同じ内容です.

果たして,このメールに返事すると,何かいいことがあるのでしょうか^^;



Samuel Ullmanの原詩よりその一部を抜粋

2012-11-04 14:22:59 | Weblog
YOUTH
Samuel Ullman
In the center of your heart and my heart there is a wireless station; so long as it receives messages of beauty, hope, cheer, courage and power from men and from the infinite, so long are you young.
When the aerials are down, and your spirit is covered with snows of cynicism and the ice of pessimism, then you are grown old, even at twenty, but as long as your aerials are up, to catch the waves of optimism, there is hope you may die young at eighty.