奥尻島にある津波の歴史を伝える施設
奥尻島南端の青苗地区にある
この地区は北海道南西沖地震の津波で最大の被害がでた地域で、津波と火災で壊滅的な被害を受けたことを施設内の展示で伝えている。この被害を伝えるニュースは今も鮮明に覚えているし、津波とはこんなにすごいものなのだと知った記憶がある。
ここはまた津波の歴史だけでなく、古代縄文期から人が住み交易を行っていたことも伝えており、遺跡の所在やそこから発掘されたものを展示している。
特にこのあたりで発掘された大きな勾玉は日本の中でも数本の指に入る大きなものらしい。豊かな漁場と海路上の立地によりそれだけ栄えていたのだろう。
この施設のまわりには現在は住居がなく、人が住む場所は一段上がった造成地に作られていてこれも津波の教訓からとのこと。
また最も海よりには徳洋記念碑という大きな塔があり、こちらは津波の際にも残ったものらしい。ちなみにこの塔は、皇族の方がのったギリスの船が座礁した際の救助や活動を記念してその昔建てられたものらしい。
奥尻島を知る上で外せない場所の一つ
●2019年8月
津波の慰霊碑
徳洋記念碑
■概略所要時間
1.0時間
■地図
奥尻島南端の青苗地区にある
この地区は北海道南西沖地震の津波で最大の被害がでた地域で、津波と火災で壊滅的な被害を受けたことを施設内の展示で伝えている。この被害を伝えるニュースは今も鮮明に覚えているし、津波とはこんなにすごいものなのだと知った記憶がある。
ここはまた津波の歴史だけでなく、古代縄文期から人が住み交易を行っていたことも伝えており、遺跡の所在やそこから発掘されたものを展示している。
特にこのあたりで発掘された大きな勾玉は日本の中でも数本の指に入る大きなものらしい。豊かな漁場と海路上の立地によりそれだけ栄えていたのだろう。
この施設のまわりには現在は住居がなく、人が住む場所は一段上がった造成地に作られていてこれも津波の教訓からとのこと。
また最も海よりには徳洋記念碑という大きな塔があり、こちらは津波の際にも残ったものらしい。ちなみにこの塔は、皇族の方がのったギリスの船が座礁した際の救助や活動を記念してその昔建てられたものらしい。
奥尻島を知る上で外せない場所の一つ
●2019年8月
津波の慰霊碑
徳洋記念碑
■概略所要時間
1.0時間
■地図