佐倉城址公園内の白いキノコ
くらしの植物苑は、博物館から少し離れて、旧佐倉城の一郭に位置しています
生活文化にゆかりのある植物を系統的に植栽しており、初めて見る植物には胸を躍らせます
今回は「伝統の朝顔」特別企画の観察に訪れました
足元に小さな可愛い花が一杯咲いていた
キツネノマゴ キツネノマゴ科
薬効☆うつ病、解熱、咳、のどの痛み、腰痛、神経痛民間療法。刈り取った全草を日干しにしたものを使用
朝顔観察後、ひょうたん、、
ひょうたん
ウリ科ユウガオ属
縄文時代早期(約1万年前)の遺跡から
種子や果実の皮が出土していることから、古くから食用とされていたと考えられる。
時代が下ると、七味とうがらしを入れる容器や置物、飾り物にした。
まれに、若い果実を 奈良漬けにする。
みごろ:花期:7~10月
=みごろカレンダーより=
特大ひょうたん
ウリ科ユウガオ属
大ダルマひょうたん
※くびれがほとんどないだるま形
鶴首ひょうたん
※首の長いひょうたん、半裁して柄杓に使用
(韓国ドラマ:チャングムで、ひょうたんの柄杓で湧水をすくっているのを見た)
岡部マリ
※球形のひょうたん
千成ひょうたん
イボ瓢
※表面にはイボのようなふくらみ
カーリング
百成ひょうたん
※千成ひょうたんよりも大きい中型種
ヘチマ
ウリ科ヘチマ属
ヘビウリ
ウリ科カラスウリ属
※スネークメロンともいい、果実は30㎝~1mになる
ハナオクラ
アオイ科ロロアオイ属
※花を食べる、オクラのように粘り気がある
ナタマメ(白)
マメ科ナタマメ属
※若い子実が福神漬けに用いられる
ナタマメ(赤)
三尺ササゲ
マメ科ササゲ属
青 ワ タ
アオイ科ワタ属
▼
実
唐辛子(鷹の爪)
ナス科オウガラシ属
ヤブツルアズキ
マメ科ササゲ属
トロロアオイ
アオイ科トロロアオイ属
メハジキ
シソ科メハジキ属
ハッカ
シソ科ハッカ属
センノウ
ナデシコ科センノウ属
※室町から江戸時代にかけて七夕の花として人気を博した植物。
中国仏教に関係して日本にもたらされたとみられ、宮中では不老長生の仙花とされた。
京都を中心に盛んに栽培され、生け花や贈答花として利用されていた。
=みごろカレンダーより=
夏の風物詩として、朝顔やヘチマなど子供のころはよく見かけた
「伝統の朝顔」観察で、江戸期に起源を持つ変化朝顔の変異の多くは
愛好家や研究者の努力によって現在まで維持されています
今回は「禹長春の幻の朝顔資料」をテーマに
育種学者・遺伝学者である禹長春(うながはる)という人物の業績
および、彼が研究した朝顔の資料についてパネルで紹介されていました
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