Four seasons*

愛しきものたち
「一枚の葉が手に入れば、宇宙全体が手に入る」
*日本画家・安田靫彦が小倉遊亀へ送った言葉

☆千葉県佐倉市 * くらしの植物苑 ③(夏の実り:ひょうたんなど)

2024-09-03 | ♥ 植物・草花

佐倉城址公園内の白いキノコ

 

 

くらしの植物苑は、博物館から少し離れて、旧佐倉城の一郭に位置しています

生活文化にゆかりのある植物を系統的に植栽しており、初めて見る植物には胸を躍らせます

今回は「伝統の朝顔」特別企画の観察に訪れました

 

 

 

 

 

 

 

足元に小さな可愛い花が一杯咲いていた

キツネノマゴ キツネノマゴ科

 薬効☆うつ病、解熱、咳、のどの痛み、腰痛、神経痛民間療法。刈り取った全草を日干しにしたものを使用

 

 

 

 

 

 

朝顔観察後、ひょうたん、、

 

 

ひょうたん 

ウリ科ユウガオ属

縄文時代早期(約1万年前)の遺跡から

種子や果実の皮が出土していることから、古くから食用とされていたと考えられる。

時代が下ると、七味とうがらしを入れる容器や置物、飾り物にした。

まれに、若い果実を 奈良漬けにする。

みごろ:花期:7~10月

=みごろカレンダーより=

 

 

 

特大ひょうたん

ウリ科ユウガオ属

 

 

 

大ダルマひょうたん

※くびれがほとんどないだるま形

 

 

 

鶴首ひょうたん

※首の長いひょうたん、半裁して柄杓に使用

(韓国ドラマ:チャングムで、ひょうたんの柄杓で湧水をすくっているのを見た)

 

 

 

岡部マリ

※球形のひょうたん

 

 

 

千成ひょうたん

 

 

 

イボ瓢

※表面にはイボのようなふくらみ

 

 

 

カーリング

 

 

 

百成ひょうたん

※千成ひょうたんよりも大きい中型種

 

 

 

ヘチマ

ウリ科ヘチマ属

 

 

 

ヘビウリ

ウリ科カラスウリ属

※スネークメロンともいい、果実は30㎝~1mになる

 

 

 

ハナオクラ

アオイ科ロロアオイ属

※花を食べる、オクラのように粘り気がある

 

 

 

ナタマメ(白)

マメ科ナタマメ属

※若い子実が福神漬けに用いられる

 

 

ナタマメ(赤)

 

 

 

三尺ササゲ

マメ科ササゲ属

 

 

 

青 ワ タ

アオイ科ワタ属

 

 

 

 

唐辛子(鷹の爪)

ナス科オウガラシ属

 

 

 

ヤブツルアズキ

マメ科ササゲ属

 

 

 

トロロアオイ

アオイ科トロロアオイ属

 

 

 

メハジキ

シソ科メハジキ属

 

 

 

ハッカ

シソ科ハッカ属

 

 

 

センノウ

ナデシコ科センノウ属

※室町から江戸時代にかけて七夕の花として人気を博した植物。

中国仏教に関係して日本にもたらされたとみられ、宮中では不老長生の仙花とされた。

京都を中心に盛んに栽培され、生け花や贈答花として利用されていた。

=みごろカレンダーより=

 

 

 

 

 

夏の風物詩として、朝顔やヘチマなど子供のころはよく見かけた

 

 

 

 

「伝統の朝顔」観察で、江戸期に起源を持つ変化朝顔の変異の多くは

愛好家や研究者の努力によって現在まで維持されています

今回は「禹長春の幻の朝顔資料」をテーマに

育種学者・遺伝学者である禹長春(うながはる)という人物の業績

および、彼が研究した朝顔の資料についてパネルで紹介されていました

 

 

 

 


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