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『鬼平犯科帳1 第21話「敵(かたき)」』 1990年日本

2021年11月02日 22時16分00秒 | ■映画・ドラマ
   "鬼平犯科帳1 第21話「敵(かたき)」"


先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳1 第21話「敵(かたき)」』を観ました。

-----story-------------
「長谷川平蔵(中村吉右衛門)」の剣友「岸井左馬之助(江守徹)」は、旅先である事件を目撃する。
「与吉(浜田隆広)」という若者が、「親の敵だ」と、「五郎蔵(綿引勝彦)」と呼ばれる中年男に斬りかかったのだ。
当の「五郎蔵」は身に覚えがないという。
もみあう2人は、崖下に転落し、「五郎蔵」が奪った「与吉」の刀が誤って「与吉」の胸に刺さり、死んでしまった。
「左馬之助」は、「五郎蔵」を江戸まで尾行し、彼が盗賊らしいことを突き止め、「平蔵」に報告する。
「五郎蔵」は、昔気質の筋の通った盗賊。
そんな彼にひかれた「左馬之助」は、事件を探るために「平蔵」の密偵役を務めることに。
ある日、「五郎蔵」は、結核で死の床にある手下の「文助(草薙良一)」を見舞う。
文助が惚れた「お浪(浅見美那)」は、訳あって吉原に。
一度は盗みから足を洗った「五郎蔵」だが、「文助」が生きているうちに「お浪」を自由にしてやろうと、またひと仕事する気だった。
「五郎蔵」は昔の仲間を集め、盗みに入る呉服屋の図面を手に入れた。
同時に、「小妻の伝八(井上博一)」の消息も探る。
「五郎蔵」「伝八」、そして死んだ「与吉」の父「亀吉」
3人はかつて仲間だった。
「伝八」は、女ぐせが悪く、盗みに入るたびに女を犯し「亀吉」にたしなめられていた。
それを恨んだ「伝八」「亀吉」を殺し、「与吉」には「五郎蔵」が殺した、と「与吉」に吹き込んだのだろう、と「五郎蔵」はにらんでいた。
推理は当たっていた。
「五郎蔵」が昔世話になった隠居中の老盗賊「宗平(浜田寅彦)」までもが彼を疑っていた。
誤解はとけ、「宗平」「五郎蔵」「文助」を見舞ったが、その帰り道2人は何者かに襲われる。
危うく交わしたが、気になって「文助」の長屋に戻ると、「文助」は殺されていた。
こんな残酷な仕打ちは「伝八」に違いないと確信し…。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第1シリーズの第21話にあたる作品です。


「平蔵」の剣友「岸井左馬之助」は、三国峠で「五郎蔵」という男が襲われるところを見かけた… 「五郎蔵」の兄弟分「五井の亀吉」の息子「与吉」が、「五郎蔵」を親の仇と思い込み襲ってきたのだ、、、

もみ合ううちに「与吉」は転落、命を落としてしまった… 亡骸を埋めてやる「五郎蔵」

その様子を見て、「左馬之助」「五郎蔵」が盗賊なのではないかと、江戸まであとをつけた… 話を聞いた「平蔵」が調べを進めると、男は名のある盗賊「大滝の五郎蔵」だった、、、

盗っ人気質がすたれ、稼業に嫌気がさして足を洗っていたのだが、病床に伏しているかつての配下「文助」と、遊女に身を沈めていた妻の「お浪」を助けるため、再び盗みに手を染めようとしていた… そんな中、「五郎蔵」はかつての仲間「小妻の伝八」が、親の仇は「五郎蔵」だと「与吉」に言っていたことを知る。

内偵を進め、一味を一網打尽にするべく采配をふるっていた「平蔵」は、そうした事情を知り…。


シリーズで、その後、密偵の親分格として活躍する「大滝の五郎蔵」「平蔵」と出会い、密偵となるエピソードでした… 第1シリーズならではの物語ですね。


-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
脚本:星川清司
監督:原田雄一
音楽:津島利章
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 岸井左馬之助 - 江守徹
 小房の粂八 - 蟹江敬三
 大滝の五郎蔵 - 綿引勝彦
 沢田小平次 - 真田健一郎
 山田市太郎 - 小野田真之
 竹内孫四郎 - 中村吉三郎
 山崎国之進 - 中村吉五郎
 舟形の宗平 - 浜田寅彦
 お浪 - 浅見美那
 小妻の伝八 - 井上博一
 富治 - 椎谷建治
 文助 - 草薙良一
 花屋利兵衛 - 相馬剛三
 




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