"横山秀夫サスペンス「密室の抜け穴」 "
先日、BS-TBSで放映していた『横山秀夫サスペンス「密室の抜け穴」』を観ました。
-----story-------------
「横山秀夫」サスペンスシリーズ。
殺人事件の容疑者がマンションから消えた。
犯人を逃した責任者捜しの捜査会議が始まる。
密室に作られた抜け穴とは一体…。
「石橋凌」、「伊武雅刀」、「隆大介」、「丹古母鬼馬二」、「寺田農」、「橋爪功」ら錚々たる面々が一堂に会したハードボイルドな刑事ドラマ。
警察という組織のなかで渦巻く人間関係の葛藤、そして解決しない事件。
小さな会議室を舞台に“様々な思い”が錯綜する。
県境の山林で白骨死体が見つかった。
死後かなりの時間が経過しており捜査は難航を極めることが予想された。
この事件を担当する捜査課三班の「東出(石橋凌)」は、捜査中に脳梗塞で倒れた班長「村瀬(伊武雅刀)」に替わって班長代理に任命される。
しかし三班内部では「東出」が先に昇進したことで同期の「石上(隆大介)」が強烈なライバル意識を剥き出しにしており、チームワークはバラバラだった。
「石上」が命令を無視して独自の調査をするなど、この最悪な捜査の進行状況に「東出」は頭を悩ませる。
「村瀬」の言葉を頼りに、「東出」は捜査対象を暴力団関係者に絞り込むよう指示する。
程なくして「早野」という人物が捜査線上に挙がった。
「村瀬」の代役という重圧と「石上」に対する優位意識から、「東出」は十分な証拠もないまま「早野」の身柄確保を強行しようとする。
暴力団対策課と連携して「早野」を張り込むが、マンションの自室にいるはずの「早野」の姿は忽然と消えていた。
どうやって張り込みをかいくぐって“密室”だったはずのマンションから逃走したのか。
焦燥感に駈られる「東出」を追いつめるかのように、幹部捜査会議という名目の“責任者探し”が始まる。
重苦しい時間ばかりが過ぎていくそんな時、脳梗塞で入院中だったはずの「村瀬」が現れた。
「村瀬」は「東出」に「密室に抜け穴を作らせればいい。」とつぶやく。
はたしてその発言の真意とは…。
-----------------------
心理描写が巧く、骨太な警察小説を描く「横山秀夫」の小説って好きなんですよね… その「横山秀夫」原作のサスペンスドラマです。
捜査一課三班班長代理となった「東出」が姿を消した容疑者の密室の抜け穴を解くサスペンスドラマ、、、
山林で白骨死体が見つかった… 死後、かなりの時間が経過しており捜査は難航を極めることが予想された。
この事件を担当する捜査課三班の「東出」は捜査中脳梗塞で倒れた班長「村瀬」に替わって班長代理に任命される、、、
しかし三班内部では「東出」が先に昇進したことで同期の「石上」が強烈なライバル意識を剥き出しにして、最悪な捜査の進行状況に「東出」は頭を悩ませる… そんな折、白骨死体の人物が割り出され、「早野」という人物が捜査線上に挙がる。
三班は、暴力団対策課と連携して容疑者の「早野」を張り込むが、マンションの自室にいるはずの「早野」の姿は忽然と消えていた… どうやって張り込みをかいくぐって「密室」だったはずのマンションから逃走したのか、、、
焦燥感に駈られる「東出」を追いつめるかのように、幹部捜査会議という名目の「責任者探し」が始まる… 重苦しい時間ばかりが過ぎていくそんな時、脳梗塞で入院中だったはずの「村瀬」が現れ、「村瀬」は「東出」に「密室に抜け穴を作らせればいい。」とつぶやく。
はたしてその発言の真意とは…物語りの主軸は殺人そのものではなく、犯人を取り逃がした県警内の責任者探しで、後半は、会議室での捜査陣の心理劇を中心に展開、、、
会議室の中で相手の出方をジリジリと待つ登場人物たち… しかも、この会議そのものに事件を解くためのカギが用意されているという驚愕の結末。
閉ざされた会議室の中での駆け引きを愉しむ人間ドラマでしたね… 動きのない殺風景な会議室での極限の緊張感、、、
テレビドラマとしてはクオリティが高く愉しめました… 久しぶりに「横山秀夫」作品を読みたくなりました。
-----staff/cast-------------
原作:横山秀夫
(集英社刊「第三の時効」所収より)
脚本:森岡利行
ディレクター・監督 : 榎戸耕史
プロデューサー : 越智貞夫
キャスト:
石橋凌 - 東出裕文(捜査一課三班警部補)
隆大介 - 石上孝志(同)
田中哲司 - 松田秀行(同巡査部長)
真瀬樹里 - 西山知子(同刑事)
古川康太 - 清水道明(同)
小川剛 - 佐藤仁(同)
信太昌之 - 鈴木真一(同)
伊武雅刀 - 村瀬透(同班長)
光石研 - 氏家忠宏(暴力課・巡査部長)
丹古母鬼馬二 - 小浜(同警部)
中西良太 - 湯浅(同警部補)
寺田農 - 尾関泰嗣(刑事部長)
橋爪功 - 田畑昭信(捜査一課長)
水島かおり - 南美香子
鬼丸 - 早野誠一(暴力団)
赤咲伶奈 - 東出希(裕文の娘)
小林恵 - 三村多佳子(ホステス)
先日、BS-TBSで放映していた『横山秀夫サスペンス「密室の抜け穴」』を観ました。
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「横山秀夫」サスペンスシリーズ。
殺人事件の容疑者がマンションから消えた。
犯人を逃した責任者捜しの捜査会議が始まる。
密室に作られた抜け穴とは一体…。
「石橋凌」、「伊武雅刀」、「隆大介」、「丹古母鬼馬二」、「寺田農」、「橋爪功」ら錚々たる面々が一堂に会したハードボイルドな刑事ドラマ。
警察という組織のなかで渦巻く人間関係の葛藤、そして解決しない事件。
小さな会議室を舞台に“様々な思い”が錯綜する。
県境の山林で白骨死体が見つかった。
死後かなりの時間が経過しており捜査は難航を極めることが予想された。
この事件を担当する捜査課三班の「東出(石橋凌)」は、捜査中に脳梗塞で倒れた班長「村瀬(伊武雅刀)」に替わって班長代理に任命される。
しかし三班内部では「東出」が先に昇進したことで同期の「石上(隆大介)」が強烈なライバル意識を剥き出しにしており、チームワークはバラバラだった。
「石上」が命令を無視して独自の調査をするなど、この最悪な捜査の進行状況に「東出」は頭を悩ませる。
「村瀬」の言葉を頼りに、「東出」は捜査対象を暴力団関係者に絞り込むよう指示する。
程なくして「早野」という人物が捜査線上に挙がった。
「村瀬」の代役という重圧と「石上」に対する優位意識から、「東出」は十分な証拠もないまま「早野」の身柄確保を強行しようとする。
暴力団対策課と連携して「早野」を張り込むが、マンションの自室にいるはずの「早野」の姿は忽然と消えていた。
どうやって張り込みをかいくぐって“密室”だったはずのマンションから逃走したのか。
焦燥感に駈られる「東出」を追いつめるかのように、幹部捜査会議という名目の“責任者探し”が始まる。
重苦しい時間ばかりが過ぎていくそんな時、脳梗塞で入院中だったはずの「村瀬」が現れた。
「村瀬」は「東出」に「密室に抜け穴を作らせればいい。」とつぶやく。
はたしてその発言の真意とは…。
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心理描写が巧く、骨太な警察小説を描く「横山秀夫」の小説って好きなんですよね… その「横山秀夫」原作のサスペンスドラマです。
捜査一課三班班長代理となった「東出」が姿を消した容疑者の密室の抜け穴を解くサスペンスドラマ、、、
山林で白骨死体が見つかった… 死後、かなりの時間が経過しており捜査は難航を極めることが予想された。
この事件を担当する捜査課三班の「東出」は捜査中脳梗塞で倒れた班長「村瀬」に替わって班長代理に任命される、、、
しかし三班内部では「東出」が先に昇進したことで同期の「石上」が強烈なライバル意識を剥き出しにして、最悪な捜査の進行状況に「東出」は頭を悩ませる… そんな折、白骨死体の人物が割り出され、「早野」という人物が捜査線上に挙がる。
三班は、暴力団対策課と連携して容疑者の「早野」を張り込むが、マンションの自室にいるはずの「早野」の姿は忽然と消えていた… どうやって張り込みをかいくぐって「密室」だったはずのマンションから逃走したのか、、、
焦燥感に駈られる「東出」を追いつめるかのように、幹部捜査会議という名目の「責任者探し」が始まる… 重苦しい時間ばかりが過ぎていくそんな時、脳梗塞で入院中だったはずの「村瀬」が現れ、「村瀬」は「東出」に「密室に抜け穴を作らせればいい。」とつぶやく。
はたしてその発言の真意とは…物語りの主軸は殺人そのものではなく、犯人を取り逃がした県警内の責任者探しで、後半は、会議室での捜査陣の心理劇を中心に展開、、、
会議室の中で相手の出方をジリジリと待つ登場人物たち… しかも、この会議そのものに事件を解くためのカギが用意されているという驚愕の結末。
閉ざされた会議室の中での駆け引きを愉しむ人間ドラマでしたね… 動きのない殺風景な会議室での極限の緊張感、、、
テレビドラマとしてはクオリティが高く愉しめました… 久しぶりに「横山秀夫」作品を読みたくなりました。
-----staff/cast-------------
原作:横山秀夫
(集英社刊「第三の時効」所収より)
脚本:森岡利行
ディレクター・監督 : 榎戸耕史
プロデューサー : 越智貞夫
キャスト:
石橋凌 - 東出裕文(捜査一課三班警部補)
隆大介 - 石上孝志(同)
田中哲司 - 松田秀行(同巡査部長)
真瀬樹里 - 西山知子(同刑事)
古川康太 - 清水道明(同)
小川剛 - 佐藤仁(同)
信太昌之 - 鈴木真一(同)
伊武雅刀 - 村瀬透(同班長)
光石研 - 氏家忠宏(暴力課・巡査部長)
丹古母鬼馬二 - 小浜(同警部)
中西良太 - 湯浅(同警部補)
寺田農 - 尾関泰嗣(刑事部長)
橋爪功 - 田畑昭信(捜査一課長)
水島かおり - 南美香子
鬼丸 - 早野誠一(暴力団)
赤咲伶奈 - 東出希(裕文の娘)
小林恵 - 三村多佳子(ホステス)
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