今日は土曜中京の中日新聞杯を検討してみます。皐月賞2着のコスモキュランダが出て来ますが、波乱含みのハンデ戦で、一筋縄では収まらない感じです。12月に施行されるようになった2017年以降の過去7年間の3着以内馬の傾向を見ながら、狙い馬を考えて見ようと思います。なお、競馬ラボの馬柱にはまだ斤量が反映されていませんが(こらー 笑)、そのまま載せておきます。
1)斤量(ハンデ)
※ ( )内は今回の該当馬
・58.5㌔ 1頭
・58㌔ ・57.5㌔ 1頭
・57㌔ 3頭
・56㌔ 4頭
・55㌔ 4頭
・54㌔ 6頭(アスクワイルドモア シランケド)
・53㌔ 1頭
・52㌔ 1頭
54㌔が優勢です。全体として54~57㌔の中位ハンデ勢から狙うのが「定石」といった感じです。
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇アンドロメダS 4頭(デシエルト⑧1着 ロードデルレイ①2着
プラチナトレジャー⑩9着)
〇オクトーバーS 3頭(バラジ⑨4着)
〇天皇賞・秋 2頭(キングズパレス⑪12着)
〇府中牝馬S 2頭(※該当なし)
〇カシオペアS 2頭(※該当なし)
間隔で比較的多いのは中2・5・7週で、2ヶ月以上あいている馬でもわりと好走している印象です。今回のメンバーでは、中2にはデシエルト他アンドロメダS組、中5にキングズパレスとシランケド、中7にバラジなどが該当しています。
3)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 4頭 〇4歳 11頭 〇5歳 3頭
〇6歳 1頭 〇7歳 2頭
/〇牝馬 5頭 〇騸馬 1頭
4歳馬が優勢で、近年は3着以内に牝馬1頭が「指定席」です。
4)血統
おおざっぱに言えば、父系の主流はサンデーサイレンス系とキングカメハメハなどミスタープロスペクター系で、母系はノーザンダンサー系といったところでしょうが、これでは該当馬が多すぎて、何も言っていないに等しいので、父ミスプロ系だけに絞って拾っておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・エヒト :父ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
・キングズパレス :父キングカメハメハ(Kingmambo)/母父Dubawi(Seeking the Gold系)
・クルゼイロドスル :父ファインニードル(アドマイヤムーン)/母父アルカセット(Kingmambo)
・ロードデルレイ :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ハーツクライ(サンデーサイレンス)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① ②人気が好成績:複勝率は①人気42.9% < ②人気57.1%
② 1⃣枠が過去7年で3勝:複勝率は5⃣枠が42.9%で突出
GⅠ・GⅡ以外では1着か0.5差以内の2着が必要
③ 前走6着以下からの巻き返し例が多い
:複勝率は前走5着以内14.6% < 同6着以下19.7%
④ 芝1800~2000で2勝以上の実績
現状では③④だけですが、芝2000の重賞勝ちの実績を評価すれば、コスモキュランダとマテンロウレオの2頭です。
5)宮田式バイオリズム◎
・コスモキュランダ 2・4・0・5
・タマモブラックタイ 3・1・0・10
・デシエルト 5・0・1・7
・トーセンリョウ 4・3・0・4
・バラジ 4・3・3・13
・プラチナトレジャー 4・1・1・21
6)結 論
コスモキュランダが格上で、58㌔でも何とかなる気はしますが、①人気になるとイヤだなぁというところです。となると、次善はロードデルレイということになりますが、この2頭のどちらかを主軸に据えるのが妥当と思います。今日のところは、コスモキュランダの巻き返しに期待して、こちらの方を上にとっておきます。ロードデルレイ以外では、前走でこの馬に先着したデシエルトも見逃せませんが、1㌔増の今回も逃げて粘れるかどうか。波乱傾向のハンデ戦ですので、相手には中位ハンデのバラジ、シランケド、アドマイヤハレー、マイネルメモリーなどを加えておこうと思います。あとは馬体を戻したときのジェイパームスでしょうか。エヒトやマテンロウレオも加えたいところですが、ハンデの59㌔と58.5㌔はやはり重過ぎるという感じは拭えません。
ということで、
◎コスモキュランダ 〇ロードデルレイ ▲バラジ △シランケド……
でまとめておきます。
明日は香港国際競争からいくつかねらいのレースを見てみようと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。無事な一日でありますように。
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