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レース展望と回顧、馬券術について

12/ 4(水) 中日新聞杯の展望

2024-12-04 | 調教
 今日は土曜中京の中日新聞杯を検討してみます。皐月賞2着のコスモキュランダが出て来ますが、波乱含みのハンデ戦で、一筋縄では収まらない感じです。12月に施行されるようになった2017年以降の過去7年間の3着以内馬の傾向を見ながら、狙い馬を考えて見ようと思います。なお、競馬ラボの馬柱にはまだ斤量が反映されていませんが(こらー 笑)、そのまま載せておきます。
 
 
1)斤量(ハンデ)
※ ( )内は今回の該当馬 
 ・58.5㌔ 1頭
 ・58㌔   
 ・57.5㌔ 1頭
 ・57㌔   3頭
 ・56㌔   4頭
 55㌔   4頭
 ・54㌔   6アスクワイルドモア シランケド
 ・53㌔   1頭
 ・52㌔   1頭   
   
 54㌔が優勢です。全体として54~57㌔の中位ハンデ勢から狙うのが「定石」といった感じです。
 
2)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇アンドロメダS  4デシエルト⑧1着 ロードデルレイ①2着 
                  プラチナトレジャー⑩9着
 オクトーバーS  3頭バラジ⑨4着 
 〇天皇賞・秋    2頭キングズパレス⑪12着
 〇府中牝馬S    2頭(※該当なし)
 〇カシオペアS   2頭(※該当なし
  
 間隔で比較的多いのは中2・5・7週で、2ヶ月以上あいている馬でもわりと好走している印象です。今回のメンバーでは、中2にはデシエルト他アンドロメダS組、中5にキングズパレスとシランケド、中7にバラジなどが該当しています。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳 4頭  〇4歳 11頭  〇5歳 3頭 
 〇6歳 1頭  〇7歳  2頭  
/〇牝馬  5  〇騸馬   1    
 
 4歳馬が優勢で、近年は3着以内に牝馬1頭が「指定席」です。
 
4)血統
 おおざっぱに言えば、父系の主流はサンデーサイレンス系キングカメハメハなどミスタープロスペクター系で、母系はノーザンダンサー系といったところでしょうが、これでは該当馬が多すぎて、何も言っていないに等しいので、父ミスプロ系だけに絞って拾っておきます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 エヒト      :父ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
 ・キングズパレス  :父キングカメハメハ(Kingmambo)/母父Dubawi(Seeking the Gold系)
 ・クルゼイロドスル :父ファインニードル(アドマイヤムーン)/母父アルカセット(Kingmambo) 
 ・プラチナトレジャー:父キングカメハメハ(Kingmambo)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 ・ロードデルレイ  :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ハーツクライ(サンデーサイレンス)
 
5)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ②人気が好成績:複勝率は①人気42.9% < ②人気57.1%
 ② 1⃣枠が過去7年で3勝:複勝率は5⃣枠が42.9%で突出
    GⅠ・GⅡ以外では1着か0.5差以内の2着が必要
 ③ 前走6着以下からの巻き返し例が多い
  :複勝率は前走5着以内14.6% < 同6着以下19.7%
 ④ 芝1800~2000で2勝以上の実績
 
 現状では③④だけですが、芝2000の重賞勝ちの実績を評価すれば、コスモキュランダマテンロウレオの2頭です。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・コスモキュランダ   2・4・0・5
 ・タマモブラックタイ  3・1・0・10
 ・デシエルト      5・0・1・7
 ・トーセンリョウ    4・3・0・4
 ・バラジ        4・3・3・13
 ・プラチナトレジャー  4・1・1・21
 
6)結 論  
 コスモキュランダが格上で、58㌔でも何とかなる気はしますが、①人気になるとイヤだなぁというところです。となると、次善はロードデルレイということになりますが、この2頭のどちらかを主軸に据えるのが妥当と思います。今日のところは、コスモキュランダの巻き返しに期待して、こちらの方を上にとっておきます。ロードデルレイ以外では、前走でこの馬に先着したデシエルトも見逃せませんが、1㌔増の今回も逃げて粘れるかどうか。波乱傾向のハンデ戦ですので、相手には中位ハンデのバラジシランケドアドマイヤハレーマイネルメモリーなどを加えておこうと思います。あとは馬体を戻したときのジェイパームスでしょうか。エヒトやマテンロウレオも加えたいところですが、ハンデの59㌔と58.5㌔はやはり重過ぎるという感じは拭えません。
 ということで、
 
 コスモキュランダ 〇ロードデルレイ ▲バラジ △シランケド…… 
でまとめておきます
 
 明日は香港国際競争からいくつかねらいのレースを見てみようと思います。
 本日もお読みいただきありがとうございました。無事な一日でありますように。

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