涼しい中での稽古で十分な内容ではなかったかね。新人の子供が頑張っている。先輩も親切にしているようでなかなかいい光景だね。
学校も学年もばらばらだが、先輩の色帯が教える姿が今度習っている子が先輩になった時に教えていくようになるだろう。そうやって人間関係の基礎を学んでいくことだと思う、学校教育とはまた違った人間教育だと思うね。逆に私がしゃしゃり出ないで見守るのも一つの指導だろう。
気持ちよく自転車で帰るころ、鶴見川橋で何人もの人々が写メを撮っているようである。
頭上には満月が輝いている。今夜は中秋の名月か・・・
李白が放浪の時に作った「静夜思」・・こうべをあげては満月をのぞみ こうべをたれては故郷を思う・・20歳の頃はアパートの窓から眺めてしみじみと思っていたものだが、上京して50年・・・感慨も別なものになってきたような感じである。