黒帯予備軍は何人もいるのだが、今回は黒帯受験を推薦できる人はいなかったねぇ。
一回見送って二回も見送った子もいて疑問に思うようだが、技術の前に基本の号令係ができないようではどうしようもない、形も覚えていない。それでいて今までは在籍が長ければ受験すれば進級したのでそのような考えだろうが黒帯はそんなものではない。
昨年からユーチューブで当会の稽古などをアップすることによって世界の人が見ることがあるのである。そこで上杉会の黒帯はこんなものかと自分たちと比較して笑われるようでは困るのである。これは技術の問題だ。
あとは指導員として新人の子にどれだけの指導ができるか、ということである。人と接することが苦手な子や話すことが嫌な子もいるだろう。
しかし自分が入会したころはそのような先輩方から習ってきたはずでそのおかげで覚えたことも多いだろう。そのような気持ちになることで素直に教えようかという気持ちにならなくては困るのである。それでもできない子は協調性に欠けているので何とか直してほしいものだと思っている。
それでも嫌な子は去って行っている。過去に何人かだがそのような人もいた。
今回もそのようなことがあり親から連絡を貰ったが、説明をしてふてくされずに続けて頑張るように応援してあげてください、と話しておいた。
いろんな子がいるのである。
雨が上がって台風一過柄暑くなるかと思ったが逆に冷え込んできて20℃を下回った。何ともおかしな天気だが予報士に言わせるとこんなこともあるらしい。
一過と言ってもまだ低気圧で残っているようである、明日は晴れとはなっていない。今日は静かに終えた感じだ、秋の夜更けとなっていくのかね。
台風14号もようやく低気圧になってきたようで落ち着いてきた。
雨も上がって曇り空遠くには青空も垣間見える。
ようやく落ち着いてきてほっとしているところだ。
車で5分も行くとベルグやコーナンがあって出かけてきた。一年ぶりくらいかね、二階のサイゼリアで食事をしたが安いねぇ。庶民的で味わったよ。
鶴見は生活に便利な場所だ、その前の大田区蒲田も良かったが40年も住んだ。横浜には最初の3年と合わせて今は9年目、合わせて12年だ、九州に生まれて18年を過ごして上京、一番長いのは蒲田の生活だがその蒲田も大田区で、西蒲田、西蒲田、東矢口、池上、蒲田、と何度か引っ越しをしている。
最初の横浜も、新横浜~西区浅間町、神奈川区西神奈川、3回住み替えている。
で今は、鶴見区に引っ越しして9年目か。ここでおしまいにしたいところだが人生どうなるかはわからない。ただNPO法人の本部事務所を置いているために引っ越しとなると役所だ法務局だと大変な作業なのである。大田区内の引っ越しは電話番号も管轄事務所も変わらないので大したことはなかったが、横浜に来た時は大変だった。
いい加減落ち着いてみたいものだ。
これから夕方を迎えるな、今は大相撲があるので意外と出かけられないものである。録画でも見られなくはないがやはり実況の方が臨場感があるからねぇ。そろそろ幕内の取り組みだ、見てみるかね。
先日18日、総合空手大会に出場した子の親から、フルコンタクト、ノンコンタクトの違いは何ですか?という質問をされたが、私にすれば思いもよらぬ質問だが、防具空手しか知らない人には疑問に思ったのだろう。
空手が沖縄で発生したころは組手というのはなかったようで、また禁じられていたようだ。昭和に入って日本国内に普及したころ、大学生たちが腕試しで組手がしたくてしょうがなくて、そのころの剣道の防具を試行しながら始めたり、直前で止める寸止め空手が発展したようだ。全国大会としては昭和29年開催の防具付き空手が最初のようである。
しかし、普及したのは寸止め空手でその後全国的な組織になって現在につながっている。
フルコンタクト空手と呼ばれるスタイルが出てくるのは昭和50年前後で、私が空手を習い始めた昭和44年(1969年)にはまだその存在すら九州までは知られていなかった。そのころはキックボクシング全盛の頃で、グローブ空手と呼ばれるスタイルはその後である。(日本拳法というのがグローブと防具で行っていたようだが空手とは区分されている)
一番数が多いのはオリンピックにも採用された寸止め空手で、次はフルコンタクトと呼ばれるスタイル、私が雑誌で連載しているのも「フルコンタクト」誌である。
防具付き空手は、それに続くが規模としてはぐっと落ちてくる。安全性は一番なのだが防具などの使用で経費が掛かり世界的普及には一番の課題である。
K-1などの流行でグローブ空手も普及したかに見えたが今はあまり聞かなくなった。
18日の総合空手大会ではコートに分かれてそれらの試合が行われたので何なんだろうと思ったことだと思う。
私から見れば当たり前すぎて疑問にも思えなかったのだが初心者にしてみればそのような疑問が出てくるのは自然なのだろう、このような質問は歓迎で知っている範囲でこたえていきたいと思っていますので遠慮なく質問してください。