政府の政策計画や言うことも”半分”がいい。何にしても、大体半分だ。このたびの東日本大震災で失われた日本の国土は約500km2 だといわれていたが、実はその倍だとわかった。500km2 には、フクシマが抜けていたのだ。
福島第一原子力発電所の完全”廃炉”まで30年と聞くと、福島原発半径20km 地域あたりは30年後ぐらいにならないと”安心して”住めないということになる。失われた土地に勘定するのが妥当だ。πX半径2÷2は、
[3x20X20]÷2=600km2 だから、約500km2 は約1000km2 と思わなければならない。
長くて10年か15年ぐらいと想像していた”廃炉”が30年では倍だが、これが半分ではハナシにならない。政府のハナシは、放射線の除染でも、がれきの撤去でも、地域の放射線(セシウム)量でも、その飛散地域の広がりでも、すべて”実際”の半分だ。
もっとも、ハナシ半分どころか、実現ゼロも多い。何兆円あるともいわれた政府埋蔵金、事業仕訳け実施で浮いてくるといわれた財源や国家公務員数の削減や国会議員数の削減による財政改革など、みんなゼロだ。目玉の子供手当などが消えて、それでなくても政治格差になく現役アラフォーが気の毒この上ない。
せめて、ハナシ半分を達成できる世の中や自分たちを実現したい。