吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

正眼寺住職・山川宗玄老師( 京都 妙心寺管長 ) との出会いから私称「三人会」ストーリー

2024年12月31日 | Weblog
只今の臨済宗は 京都 本山妙心寺 管長「山川宗玄老師」(2024年4月より第36代管長) 。2024年5月26日に、その霧隠軒 山川宗玄老師の” 晋山上堂式” と上堂法話会が行われた。

我々”交友”三人会 の縁(?) で、2024年5月26日の 山川老大師( 岐阜・正眼寺住職)の本山 妙心寺管長 晋山式& 講話会に、知友・谷内田 孝氏他と出席。約1000人ほどの祝儀&法話拝聴 参加者だった。

私称 三人会なる交友会は、バブル経済真っ只中の2,000年頃の出会い以来続く。但しお会いできる機会は、年に1~2回足らずの交誼。メンツは 私の知友・谷内田 孝氏と 現 妙心寺管長 山川老大師と 不肖 私。 三人ともが 50歳前後だった時分からの交誼。

ちなみに、私と谷内田孝氏の出会いは 私53歳、谷内田氏51歳の1996年。谷内田氏が まだ デザイン スタジオを運営(経営)されていた時分。約13~4年通っていたという”三十三間堂の仏像1000体”を 描き終り、彼が六本木で「三十三間堂の仏像墨彩画展」を開催した頃。
 
この墨彩画展に、岐阜は鷺山の茶道家 森崎さんと一緒に上京された山川宗玄・正眼寺住職とお会いしたのが、不肖私が ”三人会” などと記した事由でした。その時分より20年、よくご厚誼いただきました。多謝です。
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歳末にあたり、2024年( 辰年 ) の 回顧と 2025年 ( 巳年 ) への希望

2024年12月30日 | Weblog
巷での2024年は 何と言っても” 大谷翔平 ”( MLB ) の年。大リーグ( MLB ) で過去5人しかいなかった「40-40」( ホームラン40本、盗塁40個 ) を 2024年8月23日 達成したのも束の間、9月19日( マーリンズ戦)では 大リーグ史上初めての「50-50」を達成。「 I t ' s  "SHO" t i m e !」の2024年にした。
 
2024年” 辰年” ( きのえ・たつ)は、辰( 竜・龍)が 成長・成功と隆盛・権力の年と言われた一方で、辰は 十二支の中で唯一 "空想上の"生きものだった象徴性を見事に破った” SHO time " 大谷翔平であった。
 
一方、地球は 異常気象による自然災害の2024年。1月1日の 能登半島 大地震(M7.6) を 皮切りに、9月には再びの能登半島・豪雨災害。 8月には 宮崎県沖を震源とする震度6弱の地震発生を受けた気象庁が、初の ”南海トラフ地震情報” を発する事態に。
 
アメリカ大統領には、再びのトランプ風。 韓国の尹 大統領や日本の石破総理と、ともに”少数与党” 。政治や国の安定や安全の安心が危うくなった。2025年乙巳(きのと み)の " 挑戦や 変化、成長” と変革の年に希望を託す2024年歳末です。
 


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「 六 」なる 義や 道からくる禅語 や巷の 諺や 講話 探し

2024年12月29日 | Weblog
中国は 孟子の四端説( 惻隠、羞悪、辞譲、是非)や その四端の心( きざし)四徳から発した日本は 二宮尊徳の 五常講( 仁、義、礼、智、信)など、 4つや5つの” 徳や常” を説く講話や言葉( 諺)は多い。”六”のつく語句や名で表した名所や名儀も多い。
 
いまの我々に馴染みの 六大学や六義園、六地蔵や六波羅、詩経の六義や六地蔵の六道などに加え、六法(全書) や六感など” 六” を冠した語句や曰くは多い。禅語の「山色清浄身」こそ”仏さまそのもの”の清い体( 大自然)で、これ”如是”(かくのごとし)という。
 
加えて、この”如是” 六つに収まらずという禅語「六不収」(ろくふしゅう)と友逹。まずは、眼、耳、鼻、舌、身、意 の六識。各”識”の対象が、色、声、香、味、触、法の 六境。この六識に収まらないことを「六不収」といい、時の雲門禅師は「如何なるか是れ仏」(仏法)と説いている。
 
話題を詩経の「六義」( 賦比興 風雅頌)や和歌の六義などがある一方、「六道」における苦しみを救う六つの地蔵菩薩(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間界、天界)が、六道の辻あたりに配されている。
 
 

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2024年 晩秋初冬( 10~12月 )の 自詠句 24句 ( 私撰 ) と 季節のコラムー 2/2

2024年12月26日 | Weblog
④ 季節の野鳥や虫たち;4句
   この頃 耳にする風の声や虫の声と 朝日に合わせて飛来する野鳥などに、秋の暮れや師走を感ずる。
  ・秋霖や 一羽佇む 老い雀             ・ハンターズ  ムーン に届け  轡虫
  ・小糠雨 廂の梁に 百舌一羽         ・初霜に 脚をとらるる 紅蜆

 ⑤ 季節の自然; 4句
   すべてを地球温暖化のせいにしたくはないが、異常気象や異常自然が多すぎる。大雨台風やハリケーン津波の災害が世界的かと思えば、大旱魃に苦しむ地域も多い。
  ・秋土用 いじる土なく 街暮らし      ・しずけさや 一人家居の 秋の暮
  ・山茶花の 一花目がけて 目白かな  ・小春日や 三々五々と 冬の蝶

 ⑥ 季節の世の中と世情;4句
   ・原発の デブリ一粒 一位の実               ・秋の暮 今年初めの 秋刀魚喰う
   ・ハロウィンや 街に繰り出し ゴミ拾い・曇天の いい風呂の日の 柚子湯かな
   一粒の原発デブリの取り出しに  一年も二年もかけてる人々も居れば、街のゴミ拾いにボランティアする人々もいる世の中。遅くなったサンマでの夕食や時節の柚子湯を楽しむ人々なども多い 2024年の師走。・・ よいお年を!。
        (了)
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2024年晩秋初冬( 10~12 月 ) の 自詠句 24句 ( 私撰 ) と 季節のコラムー1/2

2024年12月25日 | Weblog
➀ 季節の移ろい; 4句
    熱暑猛暑が いつまで続くのかと思っていたら、急に秋季。 秋の暮がもう初冬。季節の移ろいを、どう感じどう詠んだらいいか 迷う。メリークリスマス!
  ・東京は ジグザグ天気 まだ 残暑     ・秋の暮 早や満月の スーパームーン
  ・空っ風 吐く息白く バスに乗る      ・師走なり 心にきざす 始末かな
 
② 季節の花々;4句
   ・前庭の 一番端の 梅擬き               ・惻隠の 心育てて 石蕗(つわ)の花
   ・七五三 元気に育て 青木の実        ・山茶花の 花の紅きや 冬隣
  自宅(マンション1階) の庭は狭く、季節の花々も少ない。庭先の垣根辺りは 山茶花や藪椿などの花木ばかり。並ぶ木の下に 満天星躑躅や石蕗などがある。
 
③ 季節の人々の声; 4句
   ・終活の 原発デブリ 神無月           ・しぐるるや ガラクタ選挙 定まらず
   ・最大の 満月恋ゆる 良夜かな       ・早寝する 年金暮らし 星月夜
  結構、国と民の思いはズレる。 原発の再稼働や製造を決めたりする国会やガラクタ議員の " がらくた” 選挙。103万円や130万円の壁問題も、細々とする年金問題も 解決しない。 クリスマスも メリーにならない。※2/2につづく。
        
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2024年 師走の「冬至」翌日。 ひたすら「一陽来復」願いの 12月22日 日誌。

2024年12月23日 | Weblog
高齢者 日々の暮らしの”便利”を 求めて、郊外より転居してきたのが7~8年前。五階建ての小さなマンションの一階が 我が家。三人の子供たちは、とっくに自立して そう遠くない地に居住。いまは、自分たち( 高齢者 ) 二人世帯。
 
ただいま十二月も 残すところ10日。二十四節気の「大寒」から「冬至」あたりの寒季。庭先( 垣根 ) 木の ” 山茶花、イヌツゲ( モチノキ? )、藪椿など20数本”が 賑やか。2~3 本の藪椿が開花。満開を終えた数本の山茶花から 散り落ちた花びらが ゴミ化する。
 
山茶花の真っ赤な花びらが 垣根木の下を 汚す。その他の落葉、雑草、朽葉などと混ざりゴミを増やす。たまには ゴミ掃除と 外に出るも、強いからっ風に負ける。このところ、”冬至の七草” の「ん」( 運 ) の入手も難しい。木の実や根菜もインフレに乗る。
 
今晩は ” ひと踏ん張り” して「ゆず湯」にしようと、柚子買いにスーパーに向かうが、一足遅れが二日遅れで 思惑外れ。血行促進も風邪予防も手遅れになりそう。思惑外れの師走歳末に、”一陽来復” を祈願する。
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12月21日(旧暦11/21) は「冬至」。昼最短のこの日の「一陽来復」祈願の 12/21 日誌コピー。

2024年12月22日 | Weblog
2024年12月21日( 旧暦11/21 ) は、二十四節気の「冬至」。ゆず湯の日。 ”柚子”を入れて湯を沸かし「柚子湯」風呂に入浴する風習のある日。ちょうど”柚(木)" の実 ( 柚子) が実るこの月( 旧暦11月中旬 ) のユズは、何かと”健康によい”と云われる。その「ゆず湯」。
 
柚も柚子も ”ゆず” と読むが、「柚」は植物の常緑小高木( ミカン科ミカン属 ) 。「柚子」は その柚 の " 実 "。その実の” ゆず湯 ”は 血行促進や風邪予防、美容効果やリラックス効果などにいいという。民間療法などの薬効に重宝される。
 
ゆず( 柚 )は 『 桃栗3年、柿8年、柚(ゆず) の大馬鹿18年 』と言われる通り、蒔いた実(種子) が育って実が結実するまで長い年月を要する樹種。わが国では 四国、九州辺りでの産出や消費が多い。冬至(12/21) こそ「一陽来復」これからの日。
 
冬至といえば ”ゆず湯” とカボチャ。 ”冬至の七種(ななくさ)” と呼ばれる最後に「ん」の付く食べ物の一つが「かぼちゃ( 南瓜 なんきん ) 」。ほかに「人参」「蓮根」「銀杏」「金柑」「寒天」「うどん」。”運”=「ん」の縁起担ぎらしい。
 
 
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2024 ( 令和6 )年 十二月 の 世の中や世情 暦 と 自分の(浩) 気

2024年12月20日 | Weblog
「十二月」( 師走 ) は、何かと気忙しい” 月” 。赤い羽根や 歳末助け合い運動などで始まる月。 人権週間や”こと納め” の時期でもある。12月 7日は 二十四節気の” 大雪 ” と、冷たい北風や 初雪(関東) の時季。

世界は 相変わらずの” 対立・分断・敵視” と 国と国のいがみ合い情況にあり、国(国内)は 政治界にあって” 不記載・不作為・不透明” の「3不」にある。巷は 春の5Kからの花粉・黄砂の2K外しの 強烈な「3K」にある( 強風・乾燥・寒暖差)。

12月中旬の只今  何かにつけての「納めの時季」だというのに、巷の人々は 師走の ”トリプル デミック”( 3つの寒中症)に 右往左往。 この時季の「インフルエンザ」と「マイコプラズマ肺炎」と「新型コロナ」の大流行だ。気忙しさが増す。

とてもじゃないが、「五徳」( 仁・義・礼・智・信 )まで 気が回らないだけじゃなく、孟子の「四端」( 惻隠、羞悪、辞譲、是非 ) のキザシにさえ触れられない。せめて ”仁の端”と言われる「惻隠」の心ぐらい伸ばそうと思うこの歳末。

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原水爆被害者団体 ( 日本被団協 ) 「ノーベル平和賞」授賞式の祝報 (オスロ12/10 ) に寄せる誌

2024年12月15日 | Weblog
広島・長崎が 被爆してから七十九年。日本原水爆被害者団体協議会( 日本被団協 ) の 活動が評価されて、ノーベル平和賞を受賞された。2024年12月10日(現地) 。 ノルウェー・オスロ。

広島・長崎合わせて二十万人余の大量被爆者と市域他の被爆焼土を受けて79年。現在(2024年) 被爆者健康手帳を保持されている被爆者は 10万人を超えているという( 平均年齢85.6歳)。

必ずしも ”国” の核兵器禁止条約(未加盟) 批准や「被団協」支援などが十分でない中、原水爆核兵器の非保持( 非核三原則 ) 運動に尽力してきた日本被団協に敬意を払うものです。
1970-80年頃の ”三ない運動” は どちらかというと ” 選挙( 寄付 ) "などへの「贈らない、求めない、受け取らない」や、高校生あたりへの” バイク” 免許を「取らせない、バイクを買わない、運転させないなどだった。
実は いわゆる” 非核三原則” ( 核兵器を ) 「 持たず、造らず、持ち込ませず」も、この頃発の 国の活動だった。今後の ”運動” の盛り上がりを願う。

しかし、国は未だ(2021年国連発効の) 核兵器禁止条約に未加盟なのだ。この条約はいわゆる核保有国( ロシア、中国、フランス、イギリス、インドなど) や日本など核の傘にある国は、未加盟なのだ。  このような世界情勢の中での 日本被団協の " ノーベル平和賞” までのご努力に” あっぱれ " と、祝詞を贈りたい。
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12月12日 は 「漢字の日」。ことしの漢字 (「金」ほか ) からの 寸話 。

2024年12月13日 | Weblog
12月12日 は、" いい( 1 ) 字( 2 ) いち字(12 ) " の 漢字の日ぐらいに思っていたら、12月12日は午後2時過ぎ あの京都は 清水寺で、ことし(2024年) の漢字が ドでかい毛筆で 描かれた。日本漢字検定協会 発表の「 金 」。
 
毎年のことだが ”ことしの漢字” に「金」が選ばれること(年) は 多い。オリンピック( 金メダル ) が あった年や新札や金利変動や景気が絡む年。ことしは パリ五輪(金)に MLB ドジャースの大谷翔平の活躍や裏金(問題) などが 後押ししたようだ。
 
2021年や2023年は「税」だったが、前回オリンピック年の2000年も「金」だったことを思うと、オリンピックでの「金メダル」話題などは 結構その年のイメージを引っ張るようだ。ことしの2位「災」などは 正月の能登地震とその後の大雨や日本各地の自然災害からの印象だと納得。
 
それにしても「税」。ことしも 2023年に続けて「 税」かなと思ったが、明るいイメージの「金」。散々 騒いだ 103万円の壁や 130万円の崖壁など ” 壁か選 ”あたりの浮上をイメージしたが 「税」に負けた。
 
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