吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

生活に身近な ”二・三文字発音語 他” の 発音語「言葉」遊びの小話

2025年02月21日 | Weblog
地球や自然および 食べ物や生活周りの ”モノ” の名前などの多くは、” 2文字や3文字” ぐらいの発音語が多い。海・陸・山・川・森・鳥などや 水・米・麦・パンや肉などと、花・松・竹・梅・杉などは 2文字 発音語。
 
三文字発音語の 電気・道路・線路・クルマや 仕事などは、生活インフラ・ベース。 鳥類の すずめ・からす・かけす・つぐみ・めじろ・つばめ・ひばりなどや、さんま・かつお・さかな・きつね・たぬき・ラクダなども 3文字発音語。
 
海・陸に 身近な 岩や石や砂や土なども、2文字発音語。人 や 物の近くを言う脇や 傍などと、汗したりしての ”らく” 発音の 楽・洛・落 なども2文字発音語。森の ”木” を一つ減らすと 林 と3文字発音語になるが、”木” 製の家具などは 机や箪笥など 意外に3文字発音語が多い。
 
人の動作とは ”うごく”( 動く) ことだが、”人が動く”と書くと ” 働”( はたらく ) になる。” はた”( 傍 ) の人を  ”らく”( 楽 ) にするから らしい。” はたらく” のように4文字発音以上になると、漢字2文字語が多くなる。労働・勤労・苦労など。
 
これ以上になると 小話じゃなくなるので、この辺で失礼します。    (了)
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毎年、二月下旬から三月初旬は ” 雨水 ”。よって 「 雨水 」あれこれの小話 。

2025年02月18日 | Weblog
2025年 2月18日(火) は、二十四節気の「雨水」( うすい ) 。” あまみず ” ではない。このように、お天気や( 季節 ) 暦日 の名前(漢字) は ”読み方” が難しい。ちなみに、雨水とは ” 積った雪が溶け始め、水に変わる” ころをいう。
2025年なら、2月18日(火) から( 雨水の次の節気) 「啓蟄」の前日3月4日までを「雨水」という。雨水15日間を七十二候の3期( 初候次候末候) に分けると、「土脉潤起」「霞始靆」「草木萌動」となる。ちなみに、2月23日~27日は「霞始靆」( はじめて たなびく かすみ ) 。
この霞(かすみ) と霧(きり) や 夜の 朧(おぼろ) 、 どう違うの?「 どれも同じようなものだよ」など聴く。俳句詠み人などは、霞は 春の季語で 霧は 秋の季語などという。( 「朧やおぼろ月夜 は、 霞の親戚だから 春だね」などとも )。
 
雨水のつぎは 啓蟄(3/5) 。雨水や雨で、土温み土中の虫や植物などが元気する時季。人間も梅や桃の花などを楽しむ時季。しばし、春の兆しを楽しもう! だね。
 
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2月の異名は「如月」( きさらぎ ) 。新しい「春」へ始動する ”月” だが、まだ 寒さが残る時節。

2025年02月14日 | Weblog
 2月は 和風月名「如月」( きさらぎ)。中国の2月の異名” 如月 ”( にょげつ)を” きさらぎ” と異読みした。寒い冬が終り 春に向かって万物が 動き始める時節だが、まだ 寒い。「衣更着」( きさらぎ)の ”月” だから らしい。
 

”万物が 神意に従って現れ出る”ことと、”自然がいきいきと動き出す時季”ということで、節分や立春の時季と 一年の初めの”春の気配が高まる” 時節 2月ということから、”如月”(にょげつ) をそのまま” きさらぎ” (如月) とした。
 
農業や生活のベースに”四季”や季節の移ろいを置く、わが国の生活暦。確かに一年は 1月( 睦月) より始まるが、暦は 小寒や大寒で 時節はまだ寒く”冬季” の感じが残る一月( 正月) 。” 春 ”の兆しは、節分や立春や雨水の 2月になる。
 

2月8日は 12月8日と合わせての ” 針供養 ”や ” 事八日 ”( ことようか ) が ある。針供養や こと始め、12月と2月 どちらを” 始め”にするか”終い” にするかや、何の供養にしようかや 何の祭りにしようかは、家々や地域により自由自在。
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2月11日は「建国記念の日」。年間123日もある ”国民の祝日・休日” を 楽しく過ごそう!

2025年02月11日 | Weblog
2月11日(火) は、1948( 昭和23 ) 年に施行された” 国民の祝日” の一つ「建国記念の日」。 明治時代からの「紀元節」なる” 建国記念日” にかわり、 ” 建国を偲び、国を愛する心を 養う日 ” として 戦後施行された 国民の祝日 。

元々の「紀元節」とは、わが国の初代天皇とされる神武天皇の即位日の紀元前660年(旧暦) 1月1日を”建国記念日” として定められた。この旧暦1月1日が”新暦”2月11日であり、この日が 「建国記念の日」とされた。
  
現在の(歴史学) 史実には、わが国の” 建国や神武天皇の存在” の確証がなく ”正確な起源” が分かっていない。よって ” 建国記念日” と定められず、「建国記念の日」( 国民の祝日)にしたのだという。
 
「国民の祝日」は 全部で一年16日 だが、振替休日の3日も入れると”19日”になる。うち、成人の日や春分の日および山の日や海の日、敬老の日や文化の日などの「の」のつく祝日が ”建国記念の日” も含め年13日。元日、天皇誕生日、憲法記念日の「の」のつかない日3日をあわせて、年間16日の国民の祝日になる。

(年52週X2) 104日の土日 休みに19日の国民の祝日を合わせると、年365日中123日もの”休める”日がある。国の主訴ではないが、この ”休日” を、楽しい生活年のテコにして、過ごそう! 楽しく。
 
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開設からほぼ19年(18年と11ヵ月) になる自ブログの” アクセス” 状況 まとめ

2025年02月10日 | Weblog
2006年3月5日始めたこのブログ(goo blog) が、この2025年2月5日で満18年と11ヵ月( 6,910日) になった。この間のブログ発信記事数は 合計2,032(2/6)号 。一年平均107~8件( 週平均2回) ほどの投稿発信を 続けて来たことになる。
 
昨2024年の夏は 猛暑つづき。しばしば豪雨雷雨も混じり、高齢の私は日々家居。特別することもなく、ブログへの投稿発信頻度が高まる。昨年12月末までのブログへのアクセス( 視読者数) は、延べ50万6,400人& 108万頁。
 
約19年” 3.4日に1件” ほどの投稿発信をして、通算2,032回 。この半年ほどは ” 2~3日に1件” 以上の発信ペースになっていた。さらにここ6カ月余りのアクセス増により、通算延べアクセス実績は 51万人を超えた。多謝。
 
ここ半年ほどの ブログ発信記事数は、7月13件、8月16件、9月14件、10月15件、11月14件、12月17件と、ほぼ”2日に1件” ペース。年変って2025年1月は14件だが、2月は ”9日”間に 6件と堅調。しばしこのまま”続けられる”ことを願う。

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”不便と便利” ーただいま「便利生活」中だが、”不便”が恋しい / ”不便” に戻りたい。

2025年02月09日 | Weblog
中山間地の田舎出の私。この”東京”に出て来たのは、60余年昔。片道17kmもある高等学校に、3年通った。トラックやバスに混じって バイクや自転車が行き来する砂利道 県道。雨の日も雪の日も( 中古) 自転車で往復した。
 
その高校を卒業し 東京に来たのが、昭和30年代中頃。JR山手線や地下鉄の電車に乗るのも初めて。上京して10年ほど経って 一人前に”家庭”を持ち、50年経った。3人の子どもも自立し、孫が6人になる。

現役を引退した今は、無職の年金暮らし。昔大変な不便生活をした私、その後の”便利” 生活をして50年経った。ただいま、マイカーも自動車免許証も返上しての 360日家居の”徒歩” 生活者。

何から何まで 自動・電動。オートメ・オン オフ ” 便利 ”生活になり、不便生活を懐かしく思うこの頃。食事なども ”電子レンジ で ”チン” の手間なしだが、歩く年寄り。 外出すれば、バイクや電動アシスト自転車や電動キックボードなどが歩道を占拠する。歩道歩きが 怖い。

便利や効率の先のI T や A I に加えて、蔓延る”生成 A I ”などが年寄りや弱い者の
住みたい社会を乱し、壊す。・・・”不便” に戻りたく思うこの頃です。
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五感や五経、五線譜や五月病、五里霧中などなど ”五”のつく言葉は多い。よって「五常講」の話。

2025年02月06日 | Weblog
二宮尊徳(翁) が説いた「徳」や「五常」も、すべて(?) は 中国(古代) の儒家 孟子の四端説や道徳学説からと聴く。すべてを 人心の性善説の立場から説諭する孟子の”四徳” は、仁・義・礼・智 の ”徳” 。
 
孟子の 四端 とは、”人間 誰にでもある「四端」の心” ー” 4つの端緒( きざし )”。それが「 惻隠、羞悪、辞譲、是非」なる” 4つの道徳感情”。
・惻隠( 仁の端 ) :  他者をみて、いたたまれなく思う心
・羞悪( 義の端) : " 廉恥” を知る心
・辞譲( 礼の端) :  譲って 遜る心
・是非( 智の端) :  正しいことと間違っていることを判断する能力
 
尊徳は ”四徳”から「徳を以って 徳に報いる」( 報徳 ) を諭し、”積小為大”を説き、そのための「五常講」( 貸金共済組合) を 作る。つぎが、”五常講” 。
・仁= ( 思いやり)・・・困っている人に お金を貸すこと
・義= (   道  理   )   ・・・借りた金は 約束通り きちんと返す
・礼= (   感 謝    )   ・・・返すに当り 利息をつけること
・智= (   能 力   )  ・・・借りた金を 上手に運用すること
・信= (   信 頼   )  ・・・相互に約束を守りあうこと

農地開拓や村落の再建復興をする傍ら、領民の”心田開発”に励む尊徳翁。当ブログ 2月4日号につづく、”五”&五常講の話 でした。




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「陰陽五行説」の浸透と ”五”の 巷の受容と 拡がり の小話

2025年02月04日 | Weblog
 万物は「陰・陽」の二気と「木・火・土・金・水」の五行で成り立つとする古代中国の ” 陰陽五行説 ”が、その後の中国やわが国の 文化や生活に深く関わっている。
  
この 陰陽思想が、哲学や論理学および科学などの礎となった。陰と陽、天と地、昼(日)と夜(月)、上と下、水と火、男と女、大と小などなど。「木・火・土・金・水」五元素でなるという” 五行説 ” は、五色、五方、五時(季)、五官、五常など、すべてを” 五” で説明した。

これら(古代)中国からわが国にも齎された「陰陽五行説」は、その後中世  二宮尊徳の” 五常講 ”に繋がった。元々” 四端 ”( 惻隠・羞悪・辞譲・是非)とされた” 仁、義、礼、智 ”に 信用・信頼 の” 信 ”を加え、「仁・義・礼・智・信」と説諭し、「 五常講」を広めた。

七夕(歌) の” 五色の短冊 ”や 端午の節句( 鯉のぼり) の” 吹き流し”などの” 五色”は” 青(緑)・赤・黄・白・黒(紫) " や、道路交通標識( 赤・黄・青(緑)・白 黒 ) も みんな ” 五色 ” 。四季( 春 夏 秋 冬 ) に ” 土用 ”を入れての五時や 東西南北に” 中 ”を入れての五方も”五” 。しかして、” 五節句 ” も万歳 !
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今年(2025) は 2月3日が「立春」、その前日(2/2) が「節分」。よって、”節分” の巷話。

2025年02月02日 | Weblog
昔の人(古代中国) は、周期的に変る気候をよく知るためには 一カ年が12ヵ月区分では、説明や理解が し難いと気づき、「二十四節気」を作ったようだ。それが、周天360度÷24( 節気) =約15日 になった。

立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、小雪、大雪”
とした この二十四節気( 正節) で 季節の素質識別をしての生活行事用にと「雑節」を暦日に加えた。約18項目の雑節、つぎのとおり。


節分や彼岸および節句など計約18の「雑節」は、季節的生活や農事の基準暦日。八十八夜、入梅、二百十日や二百二十日などと、盂蘭盆会や七夕祭りやクリスマスなども加わった今風な 生活行事暦日も多い。

毎年「二月」に入るとすぐ( 2025年は2月2日) 、その「節分」がある。主な雑節の一つで、”各季節の始まり日”( 立春、立夏、立秋、立冬) の” 前日”のこと。例年は 2月3日だが、2025年は 地球と太陽の位置関係から1日早まって 2月2日になった。

一般的に” 季節の変り目には 邪気(鬼) が生じる”と信じられていたため、その邪気を追い払う行事などが行われる。豆まき、恵方巻き、柊鰯など。

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1月7日「人日の節句」( 七草粥 ) と ”五節句” との 生活慣習行事 の 小話

2025年01月30日 | Weblog
1月7日は「人日の節句」( 七草の節句 ) 。もともと中国の陰陽説では、奇数は”陽” の数で ”縁起の良い数字” ( 偶数は ”陰” で 良くない ) 。 しかし、縁起の良い 陽の数でも、これが重なる( 重陽 ) と” 不吉 " になる。この不吉を” 厄払い”することが 慣習。( ※  陽:1,3,5,7,9 で、陰: 2,4,6, 8 )
 
暦日でいうと、「 1/1  3/3  5/5  7/7  9/9  」などが ”重陽” 。これらの” 陽重なり”の ”厄 払い” のための縁日や祭祀や祝い などが 五節句。但し、1月1日は 一年最初の”元旦”で特別。代わりに「1月7日」を”人日の日” にした。( ※もともと正月 1日 鶏の日、2日狗の日、3日猪の日、4日羊の日、5日牛の日、6日馬の日 )
 
人日の節句(1/7) は ”七草粥”をいただく「七草の節句」。中国は 唐の時代に始まる” 七種菜羹” ( ななしゅさいかん ) と 日本の” 若菜摘み”なる風習が融合した”重陽” 邪気払い行事( 五節句 ) の一つ。( ※ リズムで憶える「七草」:せり なずな/ ごぎょう はこべら/ ほとけのざ/ なずな すずしろ /  春の七草 )
 
この「人日の節句」(1/7) を始めとする五節句は つぎの「上巳の節句」(3/3)、「端午の節句」(5/5)、「七夕の節句」(7/7)、「重陽の節句」(9/9) 。これらの節句とは、”季節の変り目”を指す日で、無病息災、豊作・子孫繁栄などを願って、邪気払いやお供え・祭祀などをする生活行事。
 


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